産経新聞群馬県版の緊急企画です(3)
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(上から続く)有識者十一人でつくる高崎競馬検討懇談会は昨年四月、「二年間で収支均衡の見通しが得られないときは速やかに廃止の決断が必要」とする報告書を提出した。この提言が、廃止決定の大きな根拠となっている。
しかし、報告書では、県や高崎市の経営改善への取り組み不足も指摘している。県は「報告書を受けて、魅力あるレースの提供など経営改善に努力してきた」(競馬対策室)と説明するが、来場者へのポイントサービスを始めたり、馬場内のファミリー広場に木製遊具を設置した程度。行政が主体となった抜本的な経営改善策はなかった。
報告書には廃止決断の前提として「二年間、経営改善のために自主的で具体的な目標を定め、最大限の努力を行うことが不可欠」と強調しているが、騎手や調教師らからは「そもそも存続させる意志があったのか」との声まであがっている。
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「確かに競馬ブームは終わったが、南関東の地方競馬は黒字を出している。高知競馬のハルウララのような成功例もあるのに、高崎競馬は話題づくりの努力をしていない」
地方競馬ファンで、競馬のホームページを運営している東京都世田谷区の会社員、菅野一郎さん(34)は、行政の努力不足を嘆く。
菅野さんは「高崎駅まで来ても競馬場に関する情報がなく、町を上げて競馬を盛り上げようという雰囲気が全くない。高崎は交通の便がよく、PR次第では南関東のファンを十分ひきつけられる競馬場だったのに…」と嘆いた。(高崎競馬問題取材班)
(下)400人の失業補償
具体策ない県に怒り
「ああ競馬が終わっちゃったよ。これからどうしよう…」
小寺弘之知事が高崎競馬の廃止を表明した県議会一般質問を傍聴していた調教師の男性は悲痛な表情を浮かべ、誰に聞かせるでもなくこうつぶやいた。男性は新潟県競馬(平成十四年三月廃止)から移籍してきたばかり。泣き出したい気持ちを必死に抑えているように見えた。
同じ調教師の法理勝弘さん(47)は「俺はこれまでの人生を馬だけに捧げてきたんだ」と怒りに声を振るわせた。
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