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フリーの辛さ

競馬Webサイト管理人の活動日記 »  » フリーの辛さ

イラクで時事ネタとして拘束された日本人たちが
解放後もイラクに残りたいと発言したことを巡って、
小泉首相はもちろん、様々なところから非難の声が挙がっているようです。
当然でしょう。
彼らを救出する為に、どれだけの人員と経費がかかっているのか、
全く考えない中での発言なのだから。
「イラクに亡命しろ」なんて声もあったそうだが、
そう言いたくなる感情は理解できる。
だが同時に、考えてしまうことがある。

今回拘束された人たちの中に
フリーのジャーナリスト、カメラマンといった人たちがいた。
もちろん大手メディアと契約しているケースもあるだろうし、
フリーというのは名乗れば誰でもなれてしまうから、
他にはないいいネタを拾って金にしたい、というケースもあるだろう。
外務省の退避勧告を受けて、
多くの報道機関がイラクを離れた中で、
こうしたフリーの立場の人たちが
現在も10名程度残っているのだそうだ。

フリーである以上、
組織に所属する人間と同じ事をしても意味がない。
だから彼らは残るのだろうし、
拘束されても残ろうとするのだろう。
一国の総理大臣や世間にどれだけ非難されても
彼らがアイデンティティを維持するためには、
この選択しかないのかもしれない。
もちろん、その選択には自己責任が伴うことは言うまでもないのだが。

私は一応、会社員という肩書きはある。
だがこのHPのように競馬について語る時の立場は
全くのフリーだ。
ごく僅かだが、書いた原稿が活字になったこともあるが、
その時も立場はフリーである。
フリーである以上、
大手メディアと同じ事をやっても意味がない。
HPをご覧の方には他では読めないものを提供したいという想いがあるし、
それが出来ない時は非常にイライラする。
だから時々、様々な無理をする。
毎日更新するというのもそんな無理のひとつと言えるかもしれない。
他にも時間的な無理、金銭的な無理もある。
でもその無理によってでも自分のアイデンティティを保とうとしています。
あまりうまくいっていないことの方が多いですが・・・。

だからイラクの一連の騒動と彼らの発言には、
胸が痛みます。
抱えているリスクは私とは全然比較にはなりませんが、
フリーという立場が抱える悲しい性が見えるような気がするからです。
もちろん彼らに同情するわけにはいきません。
だから余計に辛いですね。

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