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こういう騎手を取り上げねば

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競馬サイトの管理人として、
欠かさず目にする新聞・雑誌のコラムというものが
いくつかあるのですが、
その中の一つ、スポニチ関東版のコラムで、
毎日新聞編集委員牧太郎さんの
「おけら街道トキの声」で2日(水)に掲載された話題は
興味深いですね。
リンクを貼ろうと思ったのですが、
まだスポニチのサイトが更新されていないので、
簡単に紹介すると、
31日(月)に行なわれた東京競馬場の新コースの試乗会でのこと。
参加した坂井千明、勝浦正樹の両ジョッキーが、
競馬学校の元競走馬でコースの試乗に出る時に、
坂井が勝浦の乗る馬を見て、
「この馬、大丈夫か?」とつぶやいたのだとか。
勝浦も含め、皆何のことだか分からずに試乗開始。
すると数百メートル行ったところで、
勝浦の騎乗馬が故障発生、走るのをやめてしまったのだという。
その馬はそのまま、予後不良。
坂井は目で見ただけでその馬の異常を見抜いていたようです。
ここから先は牧さんの文章内の坂井の言葉をそのまま引用しましょう。

「オープン馬以外の馬には脚に何かしら故障があるもんだ。
でも跛(ハ)行にはいい跛行と悪い跛行があるんだ。
ヤツは悪い跛行だった」
「今の若い騎手は出来上がった馬に乗るだけだ。
オレたちのころは、馬の面倒を見ながら、やっと許しが出て騎乗できた。
だから、馬の体を朝から晩まで見ていた。だから分かるのさ」

なるほどねえ、そう言えば今年の新人ジョッキーで
目標とする騎手に坂井の名前を挙げ、その理由として
「どんなクセ馬でも乗りこなしてしまうところ」
と答えていた者がいたなあ。
ローカル回りの多いジョッキーですが、
福島あたりでの騎乗を見ていると、
「職人だなあ、この人」と思う時がありますね。

本当は「勝手にMVP!」などでも
このようなジョッキーをもっと紹介したいのだけど、
現実にはなかなかそのチャンスがないのが現状です。
私自身の競馬キャリアがその力を見抜く目を養うまでに
至っていない、という部分もあるのですけれど。
こういう人の話を聞く度に競馬の奥深さを感じますね。
このHPでも何度かとりあげた牧さんのコラムですが、
今回は特に勉強になったような気がします。

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