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「ファン」という言葉の意味

競馬Webサイト管理人の活動日記 » 001)競馬論 » 「ファン」という言葉の意味

前日付からそれほど時間が経たずに更新しています。
さすがにあまり長々と文章を書く気にはなれません(苦笑)。

アドマイヤムーン移籍の件、
そしてダーレージャパンの件等々で、
河村清明さんのブログ記事を中心に
ネット上で色々盛り上げっているようですが、
サラブネット上で野元賢一記者が
関連記事を書かれていますのでご覧ください。

1年目の出口 2つの馬主問題に決着(1)(専門記者の競馬コラム―サラブネット)

他のメディアでは報道されていないいくつかの話が
明らかになっています。

―年明けにDJF(ダーレー・ジャパン・ファーム)の不服申立を却下した後、
JRAとDJFは水面下で接触を始めた。
昨年まで、DJF側はもっぱら顧問弁護士が窓口となり、
対決色を鮮明にしていたが、直接協議を進める中で、
財務上の問題の解決を探る方向へと転換を図った。―

―実は、近藤利一.阪神馬主協会会長が
委員会(馬主登録審査委員会)を欠席していた。―

―こうして、馬主登録は間近に迫ったが、
実際に動き出すまではかなり時間を要する見通しだ。
(中略)
前記(財務上の問題解決の為に所有馬を売却していた)の通り、
昨年から今年にかけてDJFは、1歳馬を次々に手放した。
競走馬生産法人としての登録に、一定の販売実績が必要なのに加え、
登録のメドが立たない以上、馬を持ち続けられない事情があった。
当然、素質馬から売っていて、今や手元の2歳馬はごく少数だ。―

引用が長くて申し訳ありません。
表には出てこなかった話が
野元さんの記事でかなり見えてきたかな、
という気がします。
もともとダーレーは喧嘩腰で
日本に乗り込んできた訳ではなかったような気がしますが、
やはりこうした見えないところでの駆け引きを
続けていた訳ですね。

外国産馬のローブデコルテがオークスを勝ったり、
ハリー・スウィーニー氏が経営するパカパカファーム産の
ピンクカメオがNHKマイルCを勝ったり、
という例を挙げて、

―ほとんどの競馬ファンにとっては、「それが何か?」という話だろう。―

という書き方は野元さん流ですね。
こうした彼の書き方は
私自身も時々、カチンときて、
ネット上に反論記事を書いてしまうのですが、
今回に関しては納得です。

―だが、そもそも「ファン」をひとくくりにする考え方自体、
リアリティーに欠ける。例えば、種目を問わずカネを投じるような人は、
この手の議論にさほど関心がない場合が多い。
馬主や生産者が、競馬を通して個別利害を追求するのと
同じことである。―

河村さんの記事に批判が多いのは、
彼が「ライター」としてどうとか、こうとかいう話ではなく、
この記事に

オーバーペースに気を付けて(“競馬場通り”の住人)

書かれている話が、
某クラブの会報誌にコラムを書き、
自らもそのクラブで「一口」会員となっている
彼の立場だけで書いてしまっているからではないでしょうか。
つまり、
「それ、テメーの都合じゃねえか」
という話ですよね。
もっともその立場を代弁する人の存在は必要でしょうから、
批判覚悟で書いている可能性もありますけどね。

ただ、一般論としては野元さんの書くこちらの話になると
いうことで・・・。

―外資参入で面白くなくなるのは「競馬そのもの」ではなく、
「(実入りの減りかねない)自分」ではないのか? 
ファンを引き合いに出すのはやめた方が良い。―

厳しい指摘です。
私も適切な言葉が見つからなくて
つい「ファン」という言葉を使ってしまうのですが、
この「ファン」という言葉の怖さを時々感じる時がありますからね。
馬券を買うのも、「一口」に出資するのも、POGをやるのも、
馬券もロクに買わずに競馬場で馬や騎手の写真を撮るのも
全て「ファン」。
何が「ファン」の求めているものか、なんて
簡単に論じる事が出来る筈なんかないのです。
私も色々な意味で「ファン」ですから、
いつも悩むのですけどね。
でもこの「ファン」という言葉は、
極力注意して使おうと思っています。

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