「帯広だけ」なのでしょうか?
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昨日付で書いたばんえいの話ですが、道新の記事では当事者は事実関係を「否定」していたのですが、
この産経の記事を見ると、
ばんえい競馬の騎手ら馬券購入 競馬法違反容疑で厩舎を捜索 帯広(産経ニュース)
「購入を認めている」という話になってしまっていますね。
真相は果たして・・・?
「新・競馬ニュース」で紹介した米沢則寿・帯広市長のコメントによると、
【重要】帯広市長コメント(ばんえい十勝公式サイト)
警察も捜査に乗り出しているようです。
基本的には捜査の成り行きを見守るしかなさそうですが、
気になる点がひとつあります。
今、地方競馬の馬券を購入することができるインターネットサービスは、
オッズパーク、楽天競馬、SPAT4、
そしてJRAの地方競馬IPATの4種類あります。
このうち、地方競馬IPATではばんえい競馬の発売がありませんので、
今、捜査対象となっている騎手と厩務員が使用したシステムは、
オッズパーク、楽天競馬、SPAT4のいずれかということになります。
産経の記事によると、
-運営側に照会したところ、このうち1人は平成25年1月から約3年間で、
ばんえい競馬や他の地方競馬の馬券を少なくとも877回購入した履歴があった。
「小遣い程度の金で買った」と話す関係者もいたという。-
とのことですが、この記事で出てくる「運営側」とは、
オッズパーク、楽天競馬、SPAT4のいずれかの運営者だと思われます。
彼らはアカウントを作った人間の身分を確認していないのでしょうか?
身分確認を全くしていないのだとしたら、
調教師、騎手、厩務員といった立場の人でも
ノーチェックでアカウントを作ることが可能になってしまいます。
(新聞社からの取材で、
簡単に購入履歴が明かされてしまうのもどうかと思いますが)
決済銀行がネット銀行だった場合、
10分程度でアカウントを作ることができて、
すぐに馬券を購入することも可能ですので、
「登録した日」の購入を未然に防ぐことは難しいかもしれません。
しかし、産経の記事に登場した「関係者」は3年間、
前日付で紹介した道新の記事に出てきた話では数年間、
馬券を買い続けていたことになっています。
1~2日ならやむを得ませんが、
これほどの長い期間に登録者の身元チェックが全く行われていないのだとしたら、
大きな問題だと言わざるを得ません。
法律上、馬券の購入を禁止していたとしても、
「そのルールが守られているか?」
をチェックする術が全く存在しなかったことになるのです。
オッズパークも、楽天競馬も、SPAT4も、
ばんえい競馬の馬券だけを売っている訳ではありません。
他地区の平地競馬も発売しています。
こういうことはあまり申し上げたくないのですが、
この問題は本当に「帯広だけ」なのでしょうか?
発覚したのは帯広ですが、実は各地の地方競馬で同様の話があるのだとしたら、
地方競馬における「公正保持」は一体どうなっているのでしょうか?
この日記でも紹介したことがありますが、
地方競馬ではここ2~3年、
「八百長騒動」が週刊誌で取り上げられる、
などといった出来事もありました。
今回の事件を機に、こうした出来事をこれまでとは異なる視点で
見直さなければならないのかもしれません。
まずは今回の帯広の件で、
何かどこまで明るみになるのか、注視したいと思います。
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