境界線
競馬Webサイト管理人の活動日記 » 006)時事ネタ » 境界線
「あるある」の1件以来、
世間ではこのようなニュースがどうしても多くなってしまうようで・・・。
<フジテレビ>「トリビアの泉」で犬の飼い主を「偽装」(毎日新聞)
「捏造」だとか、「偽装」だとか、「やらせ」だとか、
テレビって、そんなのばっかりでは?
と思われた方もいるかもしれませんね。
たまには競馬以外のこんなネタでも・・・。
私も「地方競馬存廃問題絡みの話をネット上で情報発信している人」
という扱いで取材を受けた事が何度かあります。
どちらかというと新聞社の方などによる「電話取材」の形が多いのですが、
ごく稀にテレビなどの映像媒体からの依頼の時もあります。
以前、某地方テレビ局の取材を受けた時の事。
電話で依頼を受けた時、
「菅野さんのご自宅に伺いたいのですが」と言われ、
こんな汚い部屋を世間に晒す訳にはイカン(苦笑)と思って断り、
何とかその局の東京支局でインタビュー、という事になったのですが、
その際、何故か「PCとデジカメを持ってくるように」との事。
PCは常に持ち歩いているので、
新たにデジカメを持って、競馬場に行くのと同じ体制で(笑)
その東京支局に行ったのですが、
インタビューの他に、
「PCで文字を打ち込む姿」や
「デジカメの画像を取り込む姿」を撮影させてくれ、という要求がありました。
インタビューで言いたい放題言わせてもらったし、
断る理由もないので引き受けたのですが、
彼らが何故そんな姿を撮影したかったのかというと、
私が「Webサイト管理人」であるという事を映像で表現したかったのだとか。
その為に、実際にはその瞬間に更新作業をしている訳でもないのに、
「日々更新作業をやってますよ」という姿をその場で作る。
もちろん、毎日の更新作業をその局のオフィスでやっている訳ではないですから、
この時、撮影された映像は「捏造」「偽装」「やらせ」です。
でもそんなの誰も問題にしないですよね。
伝えたい内容に影響を与える映像ではないのですから。
恐らく、作る側も、視る側も問題にしないでしょう。
もちろん、その時映っていた私が「Webサイト管理人」でないと問題になるのかもしれませんが・・・。
選挙の投票日当日、
候補者が自宅近くの投票所で、
記入した用紙を投票箱に投函する姿が
当日のニュース番組では放映されますよね。
普通に投票する場合、
箱に入れる瞬間に用紙を手に持って静止したりなんかしませんし、
カメラ目線にもならないでしょう(笑)。
この映像だって、厳密には「捏造」「偽装」「やらせ」です。
でもこれだって、誰も問題にはしません。
テレビの映像というのは映される側になったり、
撮影の様子を横で見ているとよく分かるのですが、
撮影される側がテレビ用に何らかの行為を要求されるケースが良くあります。
つまり「テレビ用に作られたもの」を撮影しているケースがあります。
その「テレビ用に作られたもの」が映像を作る側、視る側いずれもが
おかしいと思わなければ、
「捏造」「偽装」「やらせ」であっても
構わないという事なのでしょう。
問題はこうして「テレビ用に作られたもの」がどこまで許されるか?
なのではないでしょうか。
「あるある」の場合はその許される範囲の境界線の外で「作ってしまった」という事。
「トリビア」の場合もその境界線の解釈が違う、という事なのでしょうね。
これは作る側の判断に任せざるを得ない部分です。
だからこそ、見る側もよく考えて見なければならないのかもしれません。
どうしてもいつも「作っている」人たちだから、
時にはその境界線を見誤るのかも・・・。
そしてその間違えた境界線に、
いつの間にか誰も「おかしい」と思わなくなってしまうのかも。
奇麗事では正しい、正しくない、は何とでも言えますが、
テレビというメディアは常にそんな間違いを犯しやすい環境にあるように
私には思えるのですが、どうなのでしょうか?
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