(重賞回顧)2006年第7回ジャパンカップダート~優勝馬:アロンダイト~
気ままな競馬ノート » 01)重賞回顧 » (重賞回顧)2006年第7回ジャパンカップダート~優勝馬:アロンダイト~
前年の川崎記念、フェブラリーS、南部杯、
ジャパンカップダート、東京大賞典、
そしてこの年の川崎記念、フェブラリーS、JBCクラシックと
この時点で8回のG1・2着があるシーキングザダイヤが1番人気。
前年のJBCスプリント、
そしてこの年の南部杯、JBCマイルを制した
ブルーコンコルドが2番人気。
更に前年のダービーグランプリ2着、そして武蔵野Sで優勝、
この年も休養明けの武蔵野S2着でこのレースに挑む
サンライズバッカスが3番人気。
ファンの評価も決して的外れなものではないだろう。
だが馬券を買うファンの思惑通りにはならないのも競馬である。
好位でレースを進めた武豊騎手騎乗のシーキングザダイヤが
馬群から抜け出してくる。
ようやくこの馬のG1勝ちを見ることができるのか。
誰もがそう思ったに違いない。
しかし内ラチから赤い帽子の馬が1頭。
並びかけたシーキングザダイヤだが、
なかなかその馬を交わすことができない。
交わせないどころか、
シーキングザダイヤを振り切って先頭をキープ。
そのまま先頭でゴール板を通過。
東京競馬場内のファンの多くは
2着に終わったシーキングザダイヤにまたため息をつく。
それにしてもこの赤い帽子の馬は・・・?
その馬の名は3歳馬アロンダイト。
前走はまだ準オープンを走っていた馬だった。
昇級戦でいきなりのG1勝ち。
多くのファンを驚かせたのも無理はない。
だがこの馬、
未勝利戦から4連勝で一気にオープンまで上り詰めた馬だった。
芝コースを使われたデビュー戦と2戦目では掲示板にさえ
載ることが出来なかった馬が、
ダートを使われるようになった3戦目で3着に入ると、
以降は5連勝で一気にG1タイトルを獲得。
確かにダートに適性があったのだろう。
連勝中の勢いがある3歳馬だったのだろう。
それでもG1まで手が届いてしまうものなのか。
単勝オッズ15.2倍の7番人気。
いくら連勝中でも重賞を走った事のない馬の評価は
これが限界なのかもしれない。
だがこのレースの答えは
そのダート適性と勢いにあったのだ。
アロンダイトの手綱を取った後藤浩輝騎手のガッツポーズを見ながら、
その意外な答えと、
答えを導き出す難しさを改めて噛み締めたのであった。
2006年11月25日(土)
東京11R
第7回ジャパンカップダート(G1)
東京・ダート2100メートル
1着3枠 4番アロンダイト(55・後藤浩輝) 2分8秒5
2着4枠 7番シーキングザダイヤ(57・武豊) 1 1/4
3着8枠15番フィールドルージュ(57・吉田豊) 1 1/4
4着1枠 1番ヴァーミリアン(57・ルメール) 3/4
5着7枠12番サンライズバッカス(57・安藤勝己) クビ
mixiチェック
メインサイト「WEEKEND DREAM」はこちら