(重賞回顧)2000年第34回共同通信杯4歳S~優勝馬:イーグルカフェ~
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今振り返れば、
この時に後の騒動が起こる前触れのようなものがあったレース、
ということなのかもしれない。
この時点で起きていた事も
常識的には考えられないアクシデントだったのだ。
スタートの瞬間、
東京競馬場は騒然となった。
1頭だけゲートから出ない馬がいる。
単勝オッズ2.8倍の2番人気に支持されていたラガーレグルスだった。
前走でラジオたんぱ杯3歳Sを勝ち、
注目を集めていた1頭だったのだが・・・。
「出遅れ」などという次元ではない。
ゲートが開いて何秒か経過した後でようやくその姿を現して、
遙か前方の馬群を追いかける。
勝ち負け以前の問題だった。
結果は11頭立ての7着。
普通にゲートを出ていれば、
どんな着順になっていたのだろうか?
このアクシデントをJRAをはじめとする関係者がどう考えていたのか?
その2走後に再び大変な事態が発生する。
「2走後」とはG1・皐月賞。
ラガーレグルスはこの時、
なんとゲートから出ることが出来ずに座り込んでしまう。
そのまま競走中止に。
共同通信杯4歳Sとは比較にならない注目度の高いレースだけに
レース直後から大騒動に発展した。
中山競馬場の整理本部に詰め寄り、
猛然と抗議をしていたファン達の姿を私は未だに忘れることが出来ない。
この皐月賞でのスタートにおける対応のあり方についても
考えなければならない面はあるだろう。
しかしラガーレグルスはこの共同通信杯4歳Sでも
「出遅れ」では済まされない大失態を犯していた馬なのだ。
その共同通信杯の時点での関係者の対応が果たして適切だったのか?
この点は今でも疑問として残っている。
後々まで語られる2000年の皐月賞における「ラガーレグルス事件」だが、
この騒動を語る上で
2走前となるこの共同通信杯4歳Sとの関連性を無視することは出来ない。
このレースを勝ったイーグルカフェは
2走後のNHKマイルカップでG1初制覇を果たす。
新馬戦の頃には勝ち切れなかった府中での重賞競走で、
コースを克服して勝った経験がG1タイトルに結びついた。
その意味ではイーグルカフェにとっても
このレースは大きな意味を持つものである筈だ。
でもどうしても後の大騒動の前兆となる出来事があったレースとして、
この年の共同通信杯4歳Sは記憶に残ってしまうのだ。
イーグルカフェには大変申し訳ない話なのだが・・・。
2月6日(日)
東京11R
第34回共同通信杯4歳S(G3)
東京・芝1800メートル
1着8枠11番イーグルカフェ(55・岡部幸雄) 1分49秒7
2着8枠10番ジーティーボス(55・吉永護) アタマ
3着1枠 1番マルターズホーク(55・的場均) アタマ
4着6枠 6番ベルボクサー(55・後藤浩輝) クビ
5着2枠 2番マチカネホクシン(55・武豊) 1 1/2
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