(重賞回顧)2008年第40回函館2歳S~優勝馬:フィフスペトル~
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特別な1日だったように思う。
いや「一つの区切り」というべきか。
いつも年に1回ではあるが、
函館競馬場には毎年足を運ぶ。
そんな競馬好きは少なくないだろう。
路面電車で行く競馬場は
他の競馬場にはない、
ほのぼのした雰囲気が漂う。
競馬場から見える函館山、
そして津軽海峡。
競馬の合間に足を運ぶ湯の川や谷地頭の温泉、
そして立待岬・・・。
そんな函館の街の魅力と共に
皆が記憶に留めていた函館競馬場のスタンドが、
この日が終わると改修工事に入る。
函館名物「ハセガワストア」の「焼き鳥弁当」販売車には
この日も長い列が出来ていた。
しかしその販売車の向こうには
工事事務所のプレハブが・・・。
函館競馬場の歴史における区切りとなる
改修工事前の最後の重賞競走、
それがこの年の函館2歳Sだった。
レースはそんな函館競馬場の「区切り」を
感じさせるものとなった。
アイアムカミノマゴが前半3ハロン33秒6、
1000メートル通過58秒0と引っ張る形となったこのレース、
このアイアムカミノマゴをはじめ、
前に行った馬が足が上がる形となり、
チャンスは必然的に後ろで脚を貯めた馬に回ってくる。
そのチャンスを活かしたのはフィフスペトル。
馬はもちろん若い。
しかし若いのは馬ばかりではなかった。
手綱を取っていたのは、
デビューしたばかりの三浦皇成騎手だった。
3月に騎手生活をスタートさせたばかりの注目のルーキーが、
早くも重賞タイトルを獲得してみせたのだ。
スタンド改修工事で
しばらく競馬開催がお休みになる競馬場で、
その「区切りの重賞」を新人騎手が勝つ。
出来すぎと言ったら怒られそうだが、
それでも2年後の函館競馬場での開催が
待ち遠しい気分になったのは私だけだろうか?
その「2年後」がどうだったか?については、
語らなくてもいいだろう。
競馬は「その先」を考えるのが楽しいのだから。
2008年8月10日(日)
函館9R
第40回函館2歳S(G3)
函館・芝1200メートル
1着7枠12番フィフスペトル(54・三浦皇成) 1分10秒7
2着4枠 7番ナムラミーティア(54・四位洋文) 2 1/2
3着2枠 3番アイアンデューク(54・横山典弘) 1 1/2
4着1枠 1番サダムテンジン(54・秋山真一郎) 1 3/4
5着5枠 8番バイラオーラ(54・藤岡佑介) 1/2
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