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(独り言)カレンダー

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12月になった。
年末の中山競馬場は
今年もクリスマスイルミネーションで賑やかになる。
競馬の世界におけるキーワードも有馬記念や、香港国際競走、
そして東京大賞典に移っていく。

新しい年への準備も始めなければならない。
大掃除、年賀状も大事だが、
もう一つ忘れてはいけないものがある。
部屋に飾るカレンダーだ。
競馬好きならやはり「馬」の写真がきれいなカレンダーを
飾りたくなるのではないだろうか?
皆さんはどんなカレンダーを用意されているのだろうか?

私は毎年決まっている。
関東地区の中央競馬版や南関東の専門紙としてお馴染みの
「日刊競馬」が発行しているカレンダーを買う。
何故「日刊競馬」のカレンダーなのか?
それは1994年の年末、
まだ競馬歴が浅かった頃のことだった。

ある人から1995年の「日刊競馬」の
カレンダーを頂いた。
1994年のG1レースにおける様々なシーンを
写し出した写真が大きく掲載されている。
その中のある1枚に衝撃を受けた。
それは1994年の桜花賞の写真だった。
優勝馬はオグリローマン。
写真はもちろんそのオグリローマンが中心だ。
しかし衝撃を受けたのはそのオグリローマンの姿ではない。
オグリローマンの向こう側に写っていたある騎手の姿だった。

その騎手とは大崎昭一元騎手。
このレースでオグリローマンにハナ差2着に敗れた
ツィンクルブライドの鞍上である。
当時のVTRを見ることが出来る方は
是非とももう一度見て欲しい。
記憶に残っている方はこの桜花賞を思い出して欲しい。
馬群から抜け出したツィンクルブライドに
まさに大外直線一気と呼ぶにふさわしい、
強烈な末脚で追い込んできたオグリローマンが
ハナ差だけ先着。
「さすがはオグリキャップの妹だ」という声が上がったレースだった。

当時、大崎さんは馬群から抜け出した時に
「このレースはもらった!!」
と思ったに違いない。
もうゴール板は見えている。
勝てる。
と思ったらケタ違いの脚でオグリローマンが・・・。
「日刊競馬」のカレンダーの写真には
ツィンクルブライドを追いながら、
飛んできたオグリローマンを見て
驚きの表情を浮かべる
大崎元騎手が写っていた。

この年は訳あって人から頂いたのだが、
翌年からは自分でこの「日刊競馬」のカレンダーを
買うようになった。
大崎元騎手が見せた「驚きの表情」と
同様の写真があることを期待しながらその発売を待つようになった。
来年2011年のカレンダーも
騎手たちの豊かな表情が描かれている。
ピンチヒッターでヴィクトワールピサに騎乗して
皐月賞を制した岩田康誠は、
雄叫びを上げるような表情を見せている。
エイシンフラッシュでダービージョッキーとなった内田博幸は
ゴールの瞬間、口元に笑みを浮かべている。
そして菊花賞では勝ったビッグウィークの川田将雅をはじめ、
どのジョッキーも鬼の形相で馬を追い、ステッキを振る。
その騎手たちの表情に
「あの時はこんな感じで馬を追っていたのか」という発見をすると同時に
2010年の競馬を振り返るのである。

もちろん他の会社が発行したもの、
JRA発行のものでも同じように
今年の競馬シーンを振り返っている人がいるに違いない。
来年のカレンダーが発行になる年末は、
そんな「1年の振り返り」が楽しい時期でもある。

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