[日記]「土曜日の競馬」に欠かせない人、それが原良馬さんでした

「土曜日の中央競馬」というと、皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか。G1などは翌日の日曜日ですから、どことなくノンビリとした雰囲気が漂っている、という人もいるかもしれません。一方で、翌日の馬券検討をする上で、土曜日の馬場傾向をチェックするのは重要だ、と思う人もいるでしょう。もちろん、土曜日にも重賞競走が組まれることがあります。その多くはその直後のG1に直結する大切なG2・G3戦です。その結果やレース内容には十分に注意する必要があります。結果に一喜一憂するだけではなく、分析して次に繋げることも大切だ、と「土曜日の競馬」を考えている方も少なくないでしょう。

「土曜日」をどう位置づけるにせよ、「日曜日に備えて、あまりイレコミ過ぎない方がいい」と考えている人は多いに違いありません。私が住む東日本地区では、土曜日の地上波における競馬中継はテレビ東京系列で放送されています。私が競馬を始めた1990年代からそうでした。今は「ウイニング競馬」という番組になっています。賛否両論あるとは思いますが、キャプテン渡辺さんらが作る独特の「ユルい雰囲気」は「イレコミ過ぎるなよ!!」という土曜日の競馬ならではのモノだったようにも思えます。

解説の原良馬さんも、そんな「イレコミ過ぎないように」という土曜日の雰囲気作りに欠かせない存在でした。予想スタイルもそうでしたし、その口調からも常にそんな雰囲気を感じられました。私が競馬初心者だった頃は、まだグリーンチャンネルがありませんでしたので、テレビ東京系列の競馬中継はそんな「土曜日の競馬」を教えてくれる番組でもありました。ということは、「土曜日はイレコミ過ぎず、冷静に馬場読みと結果の分析を」ということを原良馬さんから学んだ、と言っても過言ではないかもしれません。原良馬さんという方は、土曜日の競馬には欠かせない方だった、と私は思っています。

既に報道等でご存知の方も多いでしょう。原良馬さんが亡くなりました。85歳でした。

競馬評論家の原良馬さん死去 デイリースポーツOB(netkeiba.com)

JRA中継『ウイニング競馬』の原良馬氏死去。「イケメンぶり」や馬事文化賞でも話題に(ギャンブルジャーナル)

私は原良馬さんとは二度ほど、直接お話をする機会がありました。一度目はかつてJRAの競馬場にあった場内ミニFMの番組に出させて頂いた時、二度目はNARグランプリの授賞式でお会いした時でした。名刺交換をさせて頂いたこともあります。本当にテレビと一緒で、競馬関係者や競馬メディア関係者だけではなく、競馬ファンにも温かく、そして真摯に向き合っていた方でした。

ご冥福をお祈りします。

 

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