[工事中日記]熱いクラスターカップでした

2016/09/04

盛岡競馬場でクラスターカップ(Jpn3)が行われた16日(火)。私は例の外出先にいましたが、ちょうど空き時間だったので、インターネットでライブ観戦していました。

ミルコ・デムーロ騎手騎乗のダノンレジェンドに真っ向勝負を挑んだ、ラブバレットの山本聡哉騎手(岩手)には拍手を送りたいと思います。敢闘精神を感じる、強気な騎乗ぶりでした。菅原勲調教師(岩手)からの指示もあったのかもしれません。騎手時代から様々な武勇伝が語られていた同調教師ですが、「競馬に関してはピュアで真っ直ぐ」な方であるという話を地元の方から耳にしたことがあります。この日のラブバレットの戦いも、そんな話を思い出させてくれるものでした。

そのラブバレットが54キロで、ダノンレジェンドは60キロ。前で並んだまま、4コーナーから最後の直線に入ってきた時は、「6キロの斤量差があれば、何とかならないものか」と思いました。でも直線の坂でラブバレットはダノンレジェンドに一気に突き放されてしまい・・・。その実力差について理解しているつもりではありましたが、あんな形でその差を見せつけられてしまうと、愕然とした想いになりますね。

ラブバレットと山本聡哉騎手は、後方から追い込んできたクリストフ・ルメール騎手のブルドッグボスにも交わされて3着。ミルコ・デムーロ騎手とクリストフ・ルメール騎手を相手に、地元の意地、地方競馬の意地を見せた山本聡哉騎手にとって、この経験はきっと別の機会に活きるものとなるに違いありません。

そんな熱さを感じたクラスターカップでした。

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