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JRA賞への議論に思う(後編)

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(上から続く)

JRA賞の権威付けには限界がある、などと書くと、
競馬文化発展の為には権威のある賞が必要だ。
JRA賞はそういう存在であるべきだ、
というご意見もあるでしょう。
この点については私は別の見解を持っています。

JRA賞に対応し得る権威付けのある賞が別に存在してこそ、
JRA賞の権威も上昇する。
これが私の考え方です。
今現在、JRA賞に対抗しようとか、
異なるコンセプトで年度代表馬を選ぼうとか、
そんな試みがないのを少々残念に思っています。

例えばこんな案はいかがでしょうか?
長年、競馬を伝えてきた歴史がある、
あるいは多くの読者等を獲得している、
そんな理由で関係者、ファン共に、
ある一定以上の支持を得ている競馬メディアなどは、
JRA賞に対抗できるだけのものを構築しても
いい筈なのではないでしょうか。
例えば、私が競馬を始める以前からあった「週刊競馬ブック」だとか、
私の競馬歴よりは歴史が浅いですが、
多くの読者に読まれている「週刊Gallop」だとか。
長年、競馬中継を続けているフジテレビ系列、テレビ東京系列、
ラジオNIKKEIなどもその資格はあるでしょう。
専属の記者、解説者による合議制でもいいでしょうし、
読者・視聴者を対象とした「ファン投票」でもいいでしょうし。
部門賞だって、何か独自のものがあっていい筈。
大切なのは「ウチのはJRA賞とは一味違うんだよ」というのを
打ち出すこと。
従って現在、記者クラブ単位でやっている
「○○記者クラブ賞」なんてのではダメ。
誰も注目しないし、
もらう側が「JRA賞よりもコチラの方が嬉しい」というものとは
程遠いしね。
そもそも「記者クラブ」というのは、
競馬情報を発信している人たちの集合体であって、
それ自体は「メディア」ではありません。
関係者の信頼はあるかもしれませんが、
一般ファンには無縁ですからね。
JRA賞とは別の権威が出来ることで、
競馬文化というものに広がりが出来る、
そういう存在が新たに欲しいですね。

以上、JRA賞に過大な期待をするより、
別の権威あるものを構築すべし。
これがJRA賞関連の議論をみての私の意見です。

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