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テレビ中継の立ち位置(後編)

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(上から続く)

グリーンチャンネルでもその論理は全く同じです。
私のように競馬を10数年楽しんでいる人間なら、
出演者・解説者なしで競馬場・ウインズで流れているものを
そのまま流してもらっても全く構わないのですが、
そうでない人にとっては、恐らく物足りないものとなる筈。
競馬歴の浅い女性キャスターの存在も、
競馬初心者にとっては競馬への敷居を低くしてくれるものなのですから、
無意味なものではない筈です。

問題になるのは「どの層を対象に見せているのか」という点でしょう。
今、ここに競馬を始めたばかりで競馬新聞の見方もまだよく分からず、
知っているのは武豊とディープインパクトぐらい、という人がいたとします。
その人が競馬中継を見る時、
「スーパー競馬」と「グリーンチャンネル」のどちらを選択するでしょうか。
有料の「グリーンチャンネル」を選択するという事はまずあり得ませんよね。
カネを払ってまで競馬中継を見る人というのは、
当然、競馬に関してある一定以上の知識レベルを有していると
思っていいでしょう。
だから司会者やパドック解説者に不満が出るのです。
私はこの日記でも何度か「グリーンチャンネル無料化」を唱えてきました。
それは現在の番組のスタイルを維持した場合、という前提で書いています。
もしある程度以上の競馬キャリアの持ち主を対象とする番組に変えるのなら、
有料のままでいいでしょう。
現在の状況は作り手が対象として考えているファン層と、
実際の視聴者の層がズレている為に起きています。
現状は確かにやや中途半端なのではないでしょうか。

須田さんの語るパドック解説論も、
見ているファン層が不明確なまま展開するからおかしな話になる訳で、
初心者が人気馬をパドックで「消し」にするような解説についていけるか、どうか、
を踏まえてからすべき議論ではないでしょうか。
解説者が何を言っているのか、理解するだけでも大変な筈ですから。
「トモ」「ブリンカー」「イレ込み」「気合い乗り」という言葉を
説明しながらの解説だって存在していい筈。
日曜日のメインレースの時間帯、競馬中継がフジテレビ系列しかなかった時代ならともかく、
グリーンチャンネルが存在する今、視聴者層の棲み分けがあり、
それぞれの層に合った内容があるべきではないか。
私はそう考えますが、いかがでしょうか?

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