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騎手免許の価値(前編)

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ウチの掲示板の常連、ジーナさんのサイト内の日記ですが、

パドックまで3ハロン
http://www4.diary.ne.jp/user/444386/

22日(日)付の内容には色々考えさせられます。
大井の内田博幸ファンの彼女にとって、
最近の彼の中央での活躍を複雑に思う感情は、理解できる部分があります。
このまま行けば、いずれは中央に移籍してしまうかもしれない。
実際、8日(日)のNHKマイルC当日は、
地元大井で開催があったにも関わらず、
府中でのマイネルハーティーの騎乗を優先させています。
これは安藤勝己が笠松から中央に移籍する直前の状況に似ています。
その笠松がその後、どうなったのか。
小牧太、赤木高太郎が抜けた兵庫のケースもよく似ています。
来年、更に岩田康誠が抜けるとどうなってしまうのか・・・。
地元の競馬を応援し続けるファンには複雑な感情があるでしょうね。

このジーナさんの日記を読んだ時、
ふと思い出した話があります。
2月に行なわれたNARグランプリの表彰式・パーティーでのこと。
この日は、栃木の内田利雄の「フリー宣言」が話題になった日ですが、
その「宣言」を聞いた大月隆寛氏がこう呟いていたのを記憶しています。

「地方競馬の騎手免許じゃ、レンタルビデオ屋の会員証も作れないんだよな。」

本当にレンタルビデオ屋で会員証を作ろうとした騎手がいたのか?
ならばJRAの騎手免許ならどうなのか?
そのあたりはよく分かりません。
ただ彼が言いたかったのは
誰でも取れる車の運転免許なら身分証明書としても機能するのに対し、
特別な訓練を受けて技術を身につけた人でなければ取れない筈の
地方競馬の騎手免許の価値の低さは何なのか、という事でしょう。
あまりにも大月氏らしいものの言い方なので、反発はあるかもしれない。
(彼自身が非常に敵の多い人物ですし・・・)
ただ、指摘されている話そのものについては認めざるを得ない部分があります。
自分が所属する競馬場が潰れると、
どこかに移籍できなければ、すぐに廃業に追い込まれてしまう。
その移籍が容易な事ではない現状を考えると、
地方競馬の騎手免許はただの「紙切れ」1枚、とも言えます。
内田博幸をはじめ、全国の地方競馬の騎手は、
そんな「紙切れ」を根拠に「地方競馬の騎手」という稼業に就いているのです。

(下に続く)

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