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「一次合格者4名」の意味

競馬Webサイト管理人の活動日記 » 001)競馬論 » 「一次合格者4名」の意味

競馬場通いをしていると、
競馬人気の下降、競馬産業の衰退は
様々な場面で感じるのですが、
このニュースは深刻ですね。

JRA調教師・騎手免許一次試験 調教師15名・騎手4名が合格 鷹野宏史(高知)も一次突破(KANKANの競馬ニュース)

今朝はこの記事について少々。

今のところ、地方所属騎手の一次合格は
高知の鷹野しか明らかになっていませんので、
競馬学校卒業予定者の合格は3名という前提で話をしますが、
私が競馬を始めて以来、
地方からの移籍ではない、
全くの新人騎手のデビューが3名のみ、
という年はこれまで記憶にありません。
少ないですね。
もちろん、騎手の資質に欠ける者は合格させる訳にはいかないでしょうし、
途中で競馬学校を退学する者もいるでしょう。
だとしても「3名」は少ないですね。
受験者数が例年と変わらなかった、ということは考えにくいのですが、
仮にそうだったとすると、
「騎手」としての資質のある10代の若者が少なくなっているということになります。
恐らく実際にはそうではなくて、
「騎手」を志そうとする若者の数そのものが少ないのでしょうが。
少子化の影響もあるのかもしれませんし、
「騎手志願者」と馬券の売上に関連する「競馬人気」は
必ずしもリンクしないかもしれませんが、
「騎手」という職業に憧れる10代の少年少女が減っているという事態は、
競馬産業そのものにとって、非常に深刻なことではないかと思いますが、
どうなのでしょうか?

鷹野をJRAに取られてしまう可能性がある高知競馬も
もちろん深刻です。
他地区からの短期騎乗騎手、応援騎乗騎手に頼らなければ、
競馬が維持できなくなる可能性も出てくるでしょう。
もちろん、高知競馬そのものの先行きも非常に心配なのですが、
「高知競馬」は存続できても「騎手」がいなくては競馬にならない・・・。
このままではいずれは高知だけではなく、
全国の地方競馬共通の問題になるかもしれません。
「○○所属」などと言ってはいられない時代がやってくるかも。

JRAも地方からの移籍騎手がいないと成立しなくなり、
引き抜かれた地方も人材難に苦しむ。
そんな事態が決して架空の話ではなくなる日がやってくるかもしれません。
「WEEKEND DREAM」でも散々書いてきた
「騎手免許」の話ですが、
中央・地方共に「人材難」の観点から
考えるべき時に来ているようにも思えます。
私が心配し過ぎなのかもしれませんが・・・。

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