(重賞回顧)2004年第26回新潟大賞典~優勝馬:マイネルアムンゼン~
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新潟競馬場のスタンドと馬場が
現在のような形に改修されたのは2001年。
以前の右回りから左回りとなり、
芝コースの直線も外回りコースの場合、
659メートルと東京競馬場よりも長くなった。
そして日本で初めての直線1000メートルというコースも出来るなど、
「直線の長さ」が売りの競馬場となった。
この直線1000メートルで行われるレースには
ある特徴がある。
出走馬が外ラチ沿いに集まる傾向が見られるのだ。
周回コースで行われる競馬が内ラチを中心に馬が集まり、
内ラチ沿いが掘り返されてしまう分、
外ラチ沿いの方が走り易いから、
というのが理由ではないだろうか。
しかし周回コースで行われたレースでも
時には馬が外ラチ沿いに集まってしまうケースがある。
その一つの例がこの年の新潟大賞典だった。
この日の新潟競馬場の天候は雨。
馬場状態は稍重だった。
芝コースの内側はかなり走りにくくなっていたのだろう。
新潟は直線が長い分、
どの馬もその直線での末脚に全てを託す。
その結果、騎手たちは比較的馬場のいい外ラチ沿いを選ぶことに。
道中、2~3番手を進んだ
前年のNHKマイルカップの覇者ウインクリューガーが
馬群から抜けだすと同時に外よりの馬場の良い所へ馬を持ち出す。
鞍上・武幸四郎が選んだ場所もかなりの外側だった。
だがその更に外側からも馬が伸びてくる。
直線の攻防は直線1000メートル戦のような形になった。
きっと外に進路を取ったのに
かえって前が壁になって・・・、
という人馬もいたに違いない。
まるで海外の競馬場でのレースを見ているような気分になった。
そして最後に抜けだしたマイネルアムンゼンとハレルヤサンデーは
まさに外ラチ沿いを通って抜けてきた。
勝ち馬から9着馬までが0秒4差の大接戦。
普通なら「経済コースを回った分」だけ内側が有利になるものだが、
このレースに限っては全く逆。
「外を回った」者が有利となる競馬だった。
直線1000メートル戦以外のレースでの
「外ラチ沿いの攻防」はその後も何度か道悪の日になると
見ることが出来る。
開催後半になると所謂「外差し」が決まる競馬場は他にもあるが、
「外ラチ沿い」まで使われるのは恐らく新潟だけではないだろうか。
そんな新潟競馬場の芝コースを象徴するレースだった。
2004年5月16日(日)
新潟11R
第26回新潟大賞典(G3)
新潟・芝2000メートル
1着8枠16番マイネルアムンゼン(56・大西直宏) 2分0秒5
2着8枠15番ハレルヤサンデー(55・後藤浩輝) 1/2
3着7枠13番スーパージーン(55・向山牧) 頭
4着6枠11番ウインクリューガー(57・武幸四郎) クビ
5着2枠 3番メイショウキオウ(55・秋山真一郎) クビ
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