(重賞回顧)2006年第52回東京ダービー(大井)~優勝馬:ビービートルネード~
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羽田盃を制したサンキューウイン、
東京湾カップの覇者シャイニールック、
この2頭が叩き合うシーンはレース前から
想像出来た人はいたに違いない。
外から羽田盃3着馬トキノシャンハイが追い込んできた時も、
「まあ、人気馬2頭で決まるほど、競馬は簡単じゃないよな」
としか思わなかった。
しかしその間から黄色の勝負服が突っ込んでくる。
ナイター照明で輝いているかのようにさえ見えたその勝負服、
そしてその馬の姿に誰もが驚いた。
2連勝中だったとはいえ、
デビューした道営・ホッカイドウ競馬時代を含めて、
一度も重賞レースを走ったことのなかったビービートルネード。
前年に騎手としてデビューしたばかりの18歳・町田直希騎手。
単勝オッズ71.9倍の12番人気。
注目度の低かったこのコンビが、
東京ダービーを制してしまったのだ。
黄色が眩しくさえ見える勝負服姿の18歳は、
ゴール板の手前で右手を突き出すような形でガッツポーズ。
大井に集まったファンは皆、
彼がデビュー2年目であることに驚き、
そしてまだ18歳であることに驚き、
更にこれが重賞初タイトルであることに驚く。
日頃はJRAのレースしか見ないファンも
大井に足を運ぶ可能性のある東京ダービー。
中央では18歳のダービージョッキーなど
まずお目にかかる機会はない。
その点でも驚きがあったに違いない。
常連ファンも、新規ファンも、
信じられないものを見たような気分で、
ただその場に立ち尽くすしかなかった。
毎年東京ダービーがやって来る度に話題になる
的場文男騎手の悲願。
この年もアタゴハヤブサで13着に敗れた。
地方競馬を代表する名手、大ベテランが、
なかなか手にすることが出来ずに苦悩を続ける
南関東のビッグタイトルを、
デビュー2年目の18歳が手にしてしまう。
これも競馬の難しさであり、面白さなのか?
衝撃の瞬間の後、
色々なことを考えずにはいられなかった。
1着2枠 4番ビービートルネード(川崎・56・町田直) 2分7秒5
2着4枠 8番トキノシャンハイ(川崎・56・山田信) クビ
3着8枠16番サンキューウィン(船橋・56・左海誠) 1
4着2枠 3番シャイニールック(船橋・56・石崎隆) 1 1/2
5着5枠 9番トネノキング(大井・56・戸崎圭) 3/4
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