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(重賞回顧)2006年第8回ジャパンダートダービー(大井)~優勝馬:フレンドシップ~

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逃げるサンキューウィン(船橋)を直線で
バンブーエール(JRA)が捕まえ、
そのバンブーエールの外から
フレンドシップ(JRA)が襲いかかる。
ここまでなら、
「やはりいつものJRAへの馬場貸し決着か・・・」
と地方競馬ファンがため息をついて終わるレースだったかもしれない。
ダートグレードレースは
JRA勢が上位独占という形になってしまうケースが少なくない。
このレースでもそんな予想を数多く見かけた。

しかし次の瞬間、
及川暁アナウンサーが実況で発したこのフレーズに驚き、
手にした馬券のことを忘れて
馬群の外に視線を移した地方競馬ファンは少なくなかっただろう。

「一番外から岩手代表オウシュウクラウンも突っ込んでくるぞ!!」

間違いない。
ピンクの帽子にゼッケン番号14番、
「胴緑 桃星散し 袖桃」の勝負服が外から猛然と追い込んでくる。
小林俊彦騎手(岩手)騎乗のオウシュウクラウンが
外から浮上してきたのだ。

ジャパンダートダービーはこの年から
ある一つの変化があった。
この年から九州、道営、南関東、兵庫、東海、そして岩手の各地区における
「ダービー」を集中開催する「ダービーウィーク」がスタート。
その勝ち馬や上位入線馬たちの姿も
このジャパンダートダービーにあったのだ。
東海ダービーを勝ったホウライミサイル(愛知)もいる。
そして岩手ダービー・ダイヤモンドカップを制したオウシュウクラウンも
参戦していた。
そのオウシュウクラウンが馬群の外から
JRA勢に襲いかかろうとしていたのだ。

結果は3着。
勝ったフレンドシップとは0秒3差。
2着のバンブーエールとは0秒1差。
外を回った影響はあったかもしれない。
もちろん勝負事に「タラレバ」は禁物だ。
だがこの3着に、
かつてフェブラリーSを制したメイセイオペラが在籍していた
岩手競馬の底力を再認識した人も多かっただろう。
そして各地の「ダービー馬」が集結する形となった
このレースの魅力を再認識した人もいたに違いない。

今年2011年のジャパンダートダービーにも
各地の「ダービー」を制した馬たちの名前がある。
例によってJRA勢は強力だ。
だが「ダービー馬」達にも意地とプライドがある。
その意地とプライドを
我々はどんな形で目にすることになるのだろうか?


2006年7月12日(水)
大井11R
第8回ジャパンダートダービー(G1)
大井・ダート2000メートル

1着7枠12番フレンドシップ(JRA・56・内田博) 2分6秒1
2着5枠 8番バンブーエール(JRA・56・池添謙) 1 1/2
3着8枠14番オウシュウクラウン(岩手・56・小林俊) 3/4
4着1枠 1番ナイキアースワーク(JRA・56・安藤勝) 1 1/2
5着6枠11番トネノキング(大井・56・戸崎圭) ハナ

 

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