(重賞回顧)2005年第41回小倉記念~優勝馬:メイショウカイドウ~
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かつて「小倉3冠」という言葉があった。
小倉競馬場で行われる3つの古馬重賞のことである。
冬の開催で行われる小倉大賞典、
夏競馬でお馴染みの北九州記念とこの小倉記念の3競走。
改修工事等による変則開催がない限り小倉で実施される
この3つの重賞競走は
「小倉競馬場名物」と呼ぶにふさわしいレースだった。
小回りの小倉競馬場で行われるレースである。
枠順や展開、位置取りによって、
有利・不利も生じやすい。
更にそれぞれ年によって条件は変わるが、
ハンデ戦で行われるケースもある。
しかしそれでもこの3競走をいずれも制した「小倉3冠馬」が
過去に4頭も存在する。
他の競馬場では結果が今ひとつだった馬が
この小倉に来ると一変する。
そんな馬たちを小倉のファンは
「小倉3冠」レースの度に見続けてきた。
そんな「小倉3冠馬」たちの中でも
このメイショウカイドウだけは別格だ。
前年2004年とこの2005年の小倉記念2連覇という点でも
高く評価されなければならないが、
この2005年は小倉大賞典、北九州記念も勝っており、
同一年での「小倉3冠」を達成してしまったのである。
「同一年での小倉3冠制覇」は4頭の「小倉3冠馬」の中でも
達成したのはメイショウカイドウだけという快挙となった。
レースぶりも小倉のファン達を驚かせるものとなった。
これまでの実績故にトップハンデ58.5キロを背負わされ、
道中の位置取りも中団よりやや後ろ。
4コーナーから直線でも馬群の外を回る競馬を強いられた。
それでもこの馬は小倉では
そこから伸びてくるのである。
馬場の内側を回った馬たちとは次元の違う末脚を繰り出し、
先頭でゴール板を駆け抜ける。
走破タイムは1分58秒0。
外を回った分だけ大きなコースロスがある筈なのに、
小倉・芝2000メートルのコースレコードを叩き出してしまうとは・・・。
2007年に引退したメイショウカイドウ。
その「第2の馬生」も小倉競馬場での誘導馬という、
この馬にふさわしいものとなった。
小倉競馬場を本拠地とするファンの多くは
「小倉3冠馬」の誘導馬としての再出発を喜んだに違いない。
メイショウカイドウが「3冠」を達成した翌年2006年、
北九州記念が短距離1200メートル戦に姿を変えた。
この「3冠」を達成するのは今後は恐らく不可能だろう。
メイショウカイドウは恐らく「最後の小倉3冠馬」となるに違いない。
2005年8月14日(日)
小倉10R
第41回小倉記念(G3)
小倉・芝2000メートル
1着5枠10番メイショウカイドウ(58.5・武豊) 1分58秒0
2着4枠 7番ワンモアチャッター(54・福永祐一) 3/4
3着1枠 1番ツルマルヨカニセ(56・小牧太) クビ
4着2枠 3番セフティーエンペラ(56・安藤勝己) ハナ
5着2枠 4番アグネスシラヌイ(54・吉田稔) 1 3/4
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