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(重賞回顧)2008年第28回新潟2歳S~優勝馬:セイウンワンダー~

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新潟2歳Sと言えば、
夏の新潟競馬の締めくくり。
いや、夏だけではない。
例年ならその年に新潟競馬場で馬が走る最後の日となる。
しかし、朝から雨模様の1日だった。
「今年最後なのに・・・」
そんな新潟競馬場をホームグランドとする競馬好き達の願いが
天に通じたのだろうか?
午後になって雨が上がった。
そして行く夏を惜しむかのように太陽が姿を見せる。
新潟らしい芝コースの緑が明るく照らされている。

しかし馬場状態は「不良」。
最終週だけに、
馬場も内ラチ沿いは状態も良くない。
キャリアの浅い2歳馬同士の一戦である。
各騎手の手腕も勝敗を大きく左右する。
勝ち馬の鞍上が選択した戦術は、
見ている者全てを驚かせる大胆なものだった。

新潟の長い直線で
出走各馬が横一線に広がっての叩き合い。
ここまでは新潟ではそれほど珍しくない光景だ。
だがよく見ると馬場の外、
いや外ラチ沿いを通って追い込む馬がいる。
そしてスルスルと抜け出して先頭に。
そのまま2着に1馬身1/2差をつけて、
ゴール板を駆け抜けた。

4コーナーから直線に入り、
追い出した時点で、
勝ち馬セイウンワンダーは既に外ラチ沿いにいた。
単勝2.5倍の1番人気を背負っていた馬である。
馬場状態の最も良い場所だったとはいえ、
鞍上・岩田康誠騎手には
コースロスについての不安はなかったのだろうか?
豪快、そして大胆。
この騎乗ぶりには思わず誰もが息を飲んだ。

新潟名物・直線1000メートルなら
それほど驚くことではないだろう。
しかし周回コースの1600メートル戦において、
同じ戦法で挑む人馬がいようとは・・・。
この年、新潟の夏は驚きのレースで締めくくられる事になったのである。


2008年9月7日(日)
新潟11R
第28回新潟2歳S(G3)
新潟・芝1600メートル

1着5枠 8番セイウンワンダー(54・岩田康誠) 1分35秒4
2着3枠 4番ツクバホクトオー(54・田中勝春) 1 1/2
3着4枠 6番バンガロール(54・石橋脩) ハナ
4着4枠 7番エイシンタイガー(54・勝浦正樹) 1/2
5着2枠 3番カヴァリエ(54・藤岡佑介) 2

 

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