(重賞回顧)2008年第42回小倉大賞典~優勝馬:アサカディフィート~
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「驚いた」と書いたら、
アサカディフィートに失礼かもしれない。
だが、それでも驚いてしまった。
「前年の覇者ではないか」と指摘されれば、
確かに「おっしゃる通り」と言わざるを得ない。
だがこの年、既に10歳になっていた。
旧年齢表記で言えば11歳だ。
しかもトップハンデ57.5キロを背負っている。
2コーナーから向正面では、
馬群の一番後ろからレースを進めた。
当時は開催最終週の土曜日の実施。
確かに、馬場の内側は荒れている。
しかし、ここは小回りの小倉競馬場だ。
後ろからでは届かない可能性も、
十分に考えておかなければならない。
おまけにトップハンデなのだから。
だが経験豊富なベテラン競走馬は、
ファンたちが勝手に考えた不安材料を
あざ笑うかのような走りを見せる。
3コーナーから動き出し、
馬群の外を回りながら直線へ。
明らかにコースロスしている。
それでも馬場の一番良いところを、
直線で走ることが出来る。
そして、アサカディフィートは弾けた。
馬群を一気に抜き去った。
そして、2着マルカシェンクに1馬身1/4差をつけて、
先頭でゴール板を駆け抜けた。
10歳馬による平地重賞勝利。
これはJRA史上最年長での平地重賞勝利記録だった。
この記録をトップハンデを背負わされたレースで、
達成してしまったのだ。
もちろん、最後方から馬場のいい外を回る選択をした
鞍上・中舘英二の手腕も称えなければならない。
しかしその手綱に応えた10歳馬、アサカディフィートは、
更に称えられなければならないだろう。
アサカディフィートは次走の中山記念でも、
カンパニーの0秒7差5着。
上がり3ハロンは、メンバー中最速の33秒9をマークした。
「若い者にはまだまだ負けん」
アサカディフィートの走りに、
そんな闘志を感じた人も少なくなかったのではないだろうか。
2008年2月9日(土)
1回小倉7日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第42回小倉大賞典(G3)
小倉・芝1800メートル
1着8枠15番アサカディフィート(57.5・中舘英二)1分47秒7
2着2枠 4番マルカシェンク(57・福永祐一) 1 1/4
3着7枠13番シルクネクサス(56・上村洋行) クビ
4着3枠 6番ワンダースティーヴ(53・安藤光彰) クビ
5着1枠 1番ニルヴァーナ(55・藤岡佑介)クビ
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