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(独り言)「最後の10完歩」を大事にしよう!!

気ままな競馬ノート » 02)独り言 » (独り言)「最後の10完歩」を大事にしよう!!

JRAのCMに出演している佐藤健、吉高由里子、桐谷健太。
我々の世代になると「知らん!」という反応しか無いタレントである。
私の場合、吉高由里子は別のCMで見覚えがある、という程度か。
3人とも競馬については全くの未経験らしい。
私はその点については、あまり異論を唱えるつもりはない。
初心者も競馬にどんどん参加して欲しいからだ。

ただこの3人については、
有馬記念の日にどのくらい競馬に詳しくなったのか、
テストをするイベントを企画してもらえないものか?
以前、ある競馬雑誌であるライターさんが書いていた話である。
かつてJRAのCMに出演していたあるタレントが
有馬記念の日にイベントで武豊の名前がわからず、
「あのタレ目の人」と発言したことがあった。
そのライターさんはその発言について、
JRAや担当の広告代理店を物凄く怒っていたことを覚えている。
「武豊」ぐらいは教えとけよ、という話である。
当時、私も同感だった。
そんな状況だから、
こうしたCMについては、様々な批判が噴出してしまうのだ。

不要論も出るJRAのテレビCMだが、
私はその必要性は認めている。
一応、競馬はギャンブル産業だ。
ギャンブル産業であるが故の世間の偏見は
可能なかぎり薄めておかないと、
その存在価値さえ危うくなる。
ここ20数年に渡って(私が知る限りだが)
JRAがテレビCMを打ち続けてきた効果は、
世間の偏見を薄めるという意味では成功しているように思える。
同時にこれだけ「経費節減」が叫ばれている状況下なのだから、
その目的のみに限定したテレビCMにした方がいいのではないか。
そう思うことがある。

今年、JRAはブランド広告として、
2001年にオンエアされた「最後の10完歩」を復活させた。
その背景には制作費予算のカットという意味合いもあったに違いない。
だが同時に、
あの馬が走る姿と武豊の騎乗フォーム、そして小田和正の歌声の3つが、
絶妙の組み合わせを見せた映像であるが故に、
評判となった点も見逃せない。
だからこそ、10年ぶりに復活となったのだろう。

あの「最後の10完歩」は今年1年のみ放映するのではなく、
来年以降も継続してもらえないものだろうか。
映像の撮り直しなどはあってもいいと思うが、
あの路線は今後も継続してもらえないものだろうか?
あのCMが流れ続けることで、
競馬を知らない人に対しても
「競馬」の良いイメージをアピールし続けることは可能だと思う。

私は元広告代理店勤務の人間だが、
その当時、ブランドCMのお手本は日立グループのCMだ、
と教えられた。
「この木、何の木、気になる木」というものである。
私が子供の頃から、あのCMソングは流れ続けている。
多くの人はあの映像と曲から「日立」というブランドをイメージする。
1年や2年ではない。
何十年も流され続けていく中で、定着したイメージなのだ。

JRAの「最後の10完歩」も
そのクオリティという点で、
同様のものに成り得る可能性はないだろうか?
もちろん、小田和正の曲も含めて、
権利関係の難しさがあることは理解している。
こうした権利関係をクリアした上で、
何とか長く放映を続ける方法を関係者には探って欲しい。
それが本当の意味での「ブランド広告」ではないのか?
せっかく10年ぶりに復活したCMなのだ。
是非とも検討してもらいたい。

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