(重賞回顧)1999年第30回マイラーズカップ~優勝馬:エガオヲミセテ~
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古くはノアノハコブネやラグビーボール、
最近ではオレハマッテルゼなど、
「珍名馬」のオーナーとして
競馬ファンに知られている小田切有一氏。
その個性的な名前には賛否両論あるが、
競走馬として登録する以上は「競馬ファンの馬」として、
ファンに覚えてもらえる馬名にしたい、
という想いを抱いているという話を
ある雑誌のインタビューで見た記憶がある。
だから小田切氏の所有馬はファンが多い。
この馬も多くのファンに支持されていた。
漢字で書くと「笑顔を見せて」。
この名前に癒されたファンも少なくなかった。
サンデーサイレンス産駒で、
祖母は1983年のオークス馬ダイナカール。
血統面で注目していた人も多かった。
1998年の秋華賞で4着、
翌1999年のエリザベス女王杯では3着に入っている。
残念ながら、
G1タイトルには手が届かなかった。
それでもG2戦では2勝をマーク。
そのうちの1勝は1998年の阪神牝馬特別。
一つ上の世代の桜花賞馬キョウエイマーチの逃げを
直後でマークし、
直線で捕まえての勝利だった。
続く1999年の京都牝馬特別は
2番人気に応えることが出来ず8着に敗れたが、
続くマイラーズカップでは
逃げるキョウエイマーチを直線で再び交わして重賞2勝目。
勝った重賞はいずれもキョウエイマーチを破ってのもの。
しかも2勝目のこのマイラーズカップは、
牡馬とも戦ってのものだった。
だから関係者も、ファンも、
「いずれはG1を」という夢を抱いていたように思えたのだが・・・。
2000年2月に放牧されていた
宮城県の社台・山元トレセンでの火災事故に巻き込まれ、
G1への夢は幻に終わる。
個性の強い馬名が多い小田切氏の所有馬の中でも、
この馬の名は優しいメッセージが込められていたように思える。
「エガオヲミセテ(笑顔を見せて)」
この名前は小田切氏の所有馬の中でも、
いや日本の競走馬の中でも、
最高の名前だと私は思う。
3月7日(日)
阪神11R
第30回読売マイラーズカップ(G2)
阪神・芝1600メートル
1着3枠 4番エガオヲミセテ(54・河内洋) 1分35秒6
2着5枠 8番キョウエイマーチ(57・秋山真一郎) 3/4
3着8枠13番ケイワンバイキング(57・横山典弘) 3 1/2
4着3枠 3番エイシンガイモン(57・上村洋行) クビ
5着1枠 1番ミッドナイトベット(58・熊沢重文) 1 1/4
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