001)競馬論の最近のブログ記事

という訳で、
新潟競馬場のスタンド2階で
この日記を書いています。
日帰り遠征は荷物が少なくて
楽ですね。
コインロッカーの心配とか、
しなくていいし(笑)。

28日(土)ですが、
日記に書くようなことは何もありませんでした。
何か疲れが溜まってしまって・・・。
少しだけ仕事をして、
後はほとんどねてしまいました。
荒尾から帰ってきた時は不思議に元気だったのですが、
27日(金)に夜中まで痛飲したら、
一気にその分の疲れまで出てしまって・・・。
「◯◯競馬場に行く」みたいな
スケジュールを無理矢理でも入れて
「忙しく」しないと自分はダメみたいですね。
実はまだ疲れが残っていて、
ここ(新潟)に来るべきか、迷ったのですが、
来ないと恐らく今日も何もしないだろうと思って、
思い切って来てみました。

ところで色々議論になっている
水沢のビューチフル・ドリーマーカップに
中4日でエレーヌ(笠松)が出走する件ですが、
要は岩手競馬がナメられてるって事じゃないですかね。
「この程度のメンバーなら、
中4日で長距離輸送のハンデを追加しても
エレーヌなら勝てるだろ。」
みたいな話では・・・。
恐らく、南関東だとか、
もっとレベルが上の地区で行われるレースなら
使っていないと思いますよ。
「岩手のこの程度の重賞なら中4日でも勝てそう」
だからではないでしょうか。
ちなみにメンバーはこんな感じです。


ビューチフル・ドリーマーカップ出馬表はこちら(NAR公式サイト)


実際に結果がどうなるかは別にして、
陣営が「チョロい相手だ」と
思って出走に踏み切っているのだとしたら、
岩手勢は意地でも先着しないと
その存在価値が疑われるような気がします。
「交流戦というのはヨソの馬の為にあるのだから」
みたいな愚痴しか出ないのだとしたら、
情けない話だと思いますし、
岩手のファンはそれこそ離れてしまい、
「いつ廃止になっても・・・」
という話になってしまうのではないでしょうか?

私の予想は明日出しますが、
エレーヌの件に関してはそんな話ではないかと。
問われているのはこの馬の陣営ではなく、
岩手競馬なのだと私は個人的に思います。
このオーナーさんは岩手でも所有馬を
走らせています。
岩手競馬の置かれた状況は良くご存知の筈です。
これは「岩手競馬への愛のムチ」なのかもしれませんね。

現在、札幌・すすきののマクドナルドにおります。
涼しいからそれ程、汗をかかないだろうと思い、
札幌駅から歩いたのですが、
途中で馬車を見つけて猛ダッシュ。
おかげで汗だくです(苦笑)。

7月23日(金)
笠松10R
第34回クイーンカップ(SP3)
笠松・ダート1600メートル
16:20発走

1枠 1番エーシンアマゾーン(笠松・54・岡部誠)
2枠 2番コロニアルペガサス(笠松・54・吉井友)
3枠 3番スマートパワー(金沢・54・米倉知)
4枠 4番ホワイトロマン(笠松・54・佐藤友)
5枠 5番アミーズホープ(愛知・54・山本茜)
6枠 6番ミキノフォルテ(愛知・54・阪野学)
7枠 7番ホクセツロマン(兵庫・54・板野央)
7枠 8番プティフルリール(笠松・54・大原浩)
8枠 9番メモリーキャップ(愛知・54・倉地学)
8枠10番マースキッス(愛知・54・宇都英)


出馬表はこちら(NAR公式サイトより)


馬単・3連単で
 1・2・3 以上3頭BOXで勝負!!

3がハナを奪ってマイペースに持ち込んだら、
そのまま、押し切ってしまうのではないでしょうか。
一応、1の鞍上・岡部誠次第だとは思いますが・・・。
7や9も気になりますが、
笠松の外枠は土古ほど有利には
働かないような気がします。
ならば「笠松ガールズ」の3が浮上する可能性に
賭けたいところ。
「競馬エース」によると休養明けで状態が一息らしいですが、
レース間隔が空いた分、逆に怖いと思うのですが・・・。

名古屋・笠松の予想をする時はいつも
「競馬エース」のネットダウンロード版を使用します。
お馴染みの「うまやのニオイ」というコラムに
先日の「オグリキャップ号お別れ会」に関してこんな記事が・・・。


「中央でもあったみたいだけど、
地方でこのようなイベントを開ける権利があるのは、
出身競馬場である笠松だけ。
この競馬場のすごさをもっと関係自治体の人々は
重く感じて欲しい。
(中略)
オグリキャップ輩出当時の技術・スピリットが今に受け継がれ、
今の『笠松三人娘』が誕生しているんだから・・・」

同感です。
小さくで、素朴な競馬場ですが、
笠松競馬場は偉大なのです。


東京の自宅アパートに帰ってきております。
当たり前の話ですが、
盛岡以上に暑いですね。
外に出る用事があるのですが、
どうしよう・・・。

まずは18日(日)の話から。

盛岡駅構内の待合室兼ドトールコーヒーで
この日記を書いた後は
前日同様、盛岡競馬場へ。
日曜日ということで、
更に多くの方にお会いしました。

この日のメインレースはせきれい賞。
芝2400メートル戦で行われる
地方全国交流です。
改めて書くまでもない話ですが、
オーロパーク・盛岡競馬場というところは
地方競馬では唯一の芝コースを持っている競馬場です。
オーロが出来た時、
この「芝コース」という存在はこの競馬場における
「売り」の一つでした。
しかしその「売り」が今でもセールスポイントとなっているのか?
を考えると、少々疑問が残ります。

個人的には「盛岡・芝コース」という条件は
馬券を買う上での妙味が増して面白いです。
ダートばかりを使われてきた馬の中には
これで変わり身を見せるケースがありますからね。
特に水沢から開催が変わった直後は、
「盛岡まで我慢していました!!」という陣営もいますし。
ただ一般的に考えると、
少々難しい面があるように思えます。

岩手の専門紙を見ると感じるのですが、
盛岡の芝コースでの競馬は初めて、
という馬が出てきた場合には、
その馬について「JRA時代からの芝経験」の説明から
始まります。
例えばこんな感じです。

「JRA在籍時、芝コースでは未勝利戦で5着2回。
適性は十分あるものと思われる。」

これがJRAから移籍してきたばかりの馬なら参考になりますが、
中央の未勝利戦を走っていたのは何年前なのだろう?
と指を折って数えてしまうような高齢馬にも同様の説明が
行われます。
う~ん、これって参考になるのだろうか?
水沢から開催が移ったばかりの時だと
近走成績が7着とか8着ばかりで、
しかも勝ち馬から2~3秒離されているような馬が
芝のレースに出てくることがあるのですが、
こうした馬が「初芝」だった場合にも同様の説明が
専門紙上で行われます。
こうした馬が時々芝に代わったが故に、
好走するケースがあるのですよ。
だから、こんな説明が「参考にならない」と言い切れないのです。
難しいですね。
私はこうした状況を「面白い」と思ってしまう人ですが、
「馬券を買いにくい」と感じる方もいるでしょうね。

既にご存知の通り、
せきれい賞は川崎のコスモヴァシュランが
連覇を達成しました。
昨年、コスモバルクを破ったのは
フロックではなかったようです。
しかし、このコスモヴァシュランという馬の戦績を見ていても
考えてしまうことがあります。
それは普段の南関東での戦績にあります。
昨年、コスモバルクに勝つ前、
そして勝った後を見ると、
もし南関東の競馬場に芝コースがあったら、
この馬はもっと違う存在になっていたのでは?
という気がするのは私だけではないでしょう。
仕方が無いのでこうして盛岡の芝コースで
出走できるレースがある時は遠征する、
あるいは前走の福島テレビオープンのように、
相手が強すぎるのを承知でJRAのレースに参戦する、
そして普段は南関東のダートを我慢して走る。

何か1頭の競走馬が持つ可能性を
消してしまっているような・・・。
盛岡に芝コースがなかったら
その可能性に気がつかなかった訳ですが、
こうして「芝適性」の高さが証明されたことを良かった、
と思える一方で、
可能性に気が付かなければ、
こんな複雑な感情を抱かなくて済んだのに・・・、
という想いも少しあったりして。

こんな事を書いても仕方が無いのですが、
もし水沢にも芝コースがあったら、
あるいは公営・愛知が未だに中京競馬場で開催していて、
芝コースでのレースがあったなら、
あるいは道営が札幌競馬場で開催する時に
芝コースでのレースがあったなら、
更に南関東の競馬場に芝コースがあったなら、
恐らく状況は変わっていたことでしょう。
コスモヴァシュランが見せた、
盛岡の芝での強い競馬に
そんな複雑な気分になりました。

今の岩手競馬の状況を考えた時、
盛岡の芝コースという「オンリーワン」は
足を引っ張る存在となってしまった、
という見方も一部にはあります。
私も出来た当時に「凄い!!」と
絶賛してしまった一人ではありますが・・・。


現在、福島駅前のホテルにおります。

10日(土)は6時過ぎの新幹線で
福島に出発。
到着したのは8時前。
早過ぎました。
えきねっとで25%割引の指定席を予約したので
仕方がないところではありますが。

9時の開門に合わせる形で福島競馬場へ。
場内では馬券を買いつつ、
現地レポート用の写真を撮りつつ、
携帯レポートをしつつ、といった感じで過ごしておりました。

この日の馬券は絶不調、の筈でした。
目の前の福島競馬をはじめ、
JRAのレースはほとんど当たらず・・・。
でも福島競馬場には岩手競馬場外発売所があるのですよ。
盛岡の最終11Rで馬単12710円を的中し、
大逆転!!の1日でした。
やはり岩手競馬、地方競馬は私の味方だなあ(笑)。
福島駅東口に戻る路線バスのバス停が、
盛岡の最終レース後の時間でも
長い列を作っている状態だったので、
タクシーで福島駅へ。
万馬券を取った日ぐらいこうじゃないとね(笑)。

そのタクシーの運転手さんですが、
「今日は開催日なのにお客さんが少ないなあ」
とボヤいていました。
私もネット投票の発達やウインズ新白河が出来た影響で
福島競馬場の来場者が減っている話は
多方面から聞いていましたので、
「やっぱり来場者、減ってますか?」と尋ねてみたところ、
「商売が厳しくなってますよ」とのこと。
その上でこの運転手さんがこんな話を・・・。

「春の福島競馬開催の時にJRAの職員の人を
乗せたのですよ。
その人に言わせると、
福島競馬が現状のままの売上、来場者数が続くようだと、
10年後には無くなってるかもしれないらしいですよ。」

有り得ない話じゃないなあ、という気がしたので、
不思議に驚かなかったのですが、
でも深刻な状況なのでしょうね。
新潟とか、小倉とかもどうなのでしょうか?
昨年、新潟競馬場である地方競馬の馬主さんに
バッタリ遭遇した時、
「昔の新潟県競馬の方がもっと客がいたような気がするぞ」
と教えてくれたのを覚えています。
函館も今年はスタンドリニューアルの効果で
盛り上がっていますが、
来年以降はどうなのでしょうか?
もしかして札幌が改修工事を出来ないのは
「新競馬場構想」が原因ではなく、
売上減なのか・・・?

いずれにしてもここ数年のうちに
「ローカル開催廃止」について、
現実に大きな議論になるような気がします。
地方競馬の存廃問題と違って、
私のようなヨソ者が地元に「外貨」を落とす要素から
地元自治体は猛反発すると思いますけどね。
来週からの新潟競馬を見に行くと、
「競馬客」が落とす「外貨」への
期待の大きさが理解できると思いますよ。
新潟の期待度は恐らく福島以上でしょう。

私に出来るのはこうしてセッセと
ローカルの競馬場に足を運ぶことと、
セッセと「外貨」を地元に落とすこと、
そしてこのサイトとTwitterを使って、
こうした競馬場の魅力を紹介すること、ぐらいでしょうか。
そう考えると携帯レポートが
食いモンばかりじゃイカンなあ・・・(笑)。
もっともそのレポートを見て、
「府中とか、中山とかにしか行ったことがないけど、
ローカルの競馬場にも行きたくなりました。」
という反応をTwitterで頂けたのは嬉しかったですが。

今日も福島競馬場で1日を過ごします。

例によって「怠惰な土曜日」です。
いずれこんな土曜日の過ごし方も変わるかな?

本日はこの後、安田記念の現地レポートを作成します。
東京ジャンプSが8Rと少々早い時間なので、
先にこの日記をアップしています。

相撲界が相変わらず騒がしいですね。

複数力士が野球賭博、自己申告受け協会発表(デイリースポーツ)


いわゆる「閉鎖された社会」への批判というものは
恐らく今回も各方面からあるでしょう。
私も以前は「競馬ムラ社会」に対して、
そんな批判をしていた時期がありましたが、
相撲界においてはやってくれる人がたくさんいるでしょうから、
私は別の話を。

どうしてわざわざギャンブルとしては非合法な「野球」を
対象にするのでしょうか?
「競馬」とか、「競輪」とか、「競艇」とか、
「オートレース」とか、
法律で認められたギャンブルがあるというのに・・・。
「野球賭博」って、
「競馬」よりも面白いのかなあ?
こうして「競馬」に関するWebサイトを運営している人間としては、
相撲協会内での不祥事よりも、
力士たちが合法な「競馬」に目を向けてくれない方が
ショックだったりするのですが。
もしかするとギャンブル好きな人間が
「競馬」だけでは物足りなくて、
「野球賭博」に手を出しているのかもしれませんが、
だとしたら「競馬では満たされない」ことになる訳で、
それはそれで考えなければならない事態のように思えるのですが。

世の中、「ギャンブル好き」な人は少なくありません。
昔は会社のゴルフ大会というと
職場に「出馬表」が出回っていたりしましたし、
今回のサッカー・ワールドカップでも、
「優勝国当て」を仲間内でやってます、
などという人が、このサイトをご覧の方の中にもいるのでは?
賭けるのは「チョコレート」なのか、「こども銀行券」なのか、
「おとな銀行券」なのか(笑)は知りませんが、
こうした文化は日本の社会の中にもしっかり存在します。
私は友達が少ないので
こうしたモノには参加していませんが(苦笑)。

しかし、度を超えれば立派な「犯罪」になる訳ですし、
今回の相撲協会のように
暴力団等の関与が疑われるケースもある訳です。
だったらどうして合法な「競馬」で遊ぼうと思わないのでしょう?
馬券なら度を超えても、
「犯罪」になんかなったりしないのに・・・。
日本という国は、
週末になれば中央競馬があるし、
平日でも地方競馬をやっている訳ですし、
毎日、合法なギャンブルが開催されているというのに、
どうしてわざわざ「野球賭博」などという、
非合法なモノに手を出すのか?
「競輪」「競艇」「オートレース」好きの方の中にも
そんな想いを抱く方はおられるのでは?

「競馬」が「賭けたい心」を持った人のニーズを
満たしていないのかなあ?
この力士たちにとっては
選択肢となっていなかった可能性のある「競馬」。
最近、メールやTwitterで、
「"競馬"の社会的地位向上、価値向上のために、
サイト活動をがんばってください」
という、応援メッセージを頂くことがあります。
「競馬」の存在価値を向上させるというのは、
見方によっては「社会的貢献」になるのかもしれません。

福山競馬の存廃問題が賑やかになりつつあります。
競馬が廃止された場合、
あの地域で「馬券」を買っていた人のお金が
「競輪」「競艇」「オートレース」や
「パチンコ」に流れるのなら問題はないですが、
そうではない「非合法」なところに
流れる部分があるのだとしたら、
「社会全体」として考えなければならないように思えます。
そう考えると「競馬」の存在価値向上というのは
決して無意味なものではないような、
そんな気がしています。


日記を書く時間が少しだけ出来ました。
昨日からネット上で盛り上がっている
この話について少々。

池江調教師が育てたディープインパクトの子供が走るダービーを見たい!JRAに調教師定年見直しを提案(署名活動するなら『署名TV』)

署名「池江先生が育てたディープの子供が走るダービーが見たい!」(花岡貴子オフィシャルブログ「ねぇブロ」)



この話、池江泰郎調教師のご意向はどうなのでしょうか?
調教師の仕事を続けたいとお思いなのか、どうか?
花岡さんが絡んでいるのだとすれば、
その辺りの事情はもちろん考慮した上での動きだとは
思いますが・・・。

個人的には若い人に道を譲ってあげるべきではないか、
と思いますので、
この動きには賛成できません。
でも恐らく、いくら署名を集めたところで、
JRAがルールを変えることはないでしょうから、
あまり批判し過ぎるのも・・・、という気はします。
厩舎制度の問題は大きな話ですので、
1年程度で簡単に変えられる話ではないでしょうし。

そこでちょっと考えたのですが、
調教師としてディープインパクト産駒を手がける代わりに、
こんな方法はいかがでしょうか?
これでも結構、夢のある選択肢だと思うのですが・・・。

A案:馬主としてディープインパクト産駒を所有して頂く
JRAの調教師を引退後、
地方競馬の馬主になった、
という方が何人かいらっしゃいます。
兵庫や東海地区などでは、
「元JRA調教師」所有の競走馬が走っていますよね。
池江泰郎調教師に引退後、
地方競馬の馬主資格を取得して頂いて、
ディープインパクト産駒を地方競馬でデビューさせ、
地方から中央の頂点を目指す、というのはどうでしょうか?
「オーナー」という立場でも夢はあると思うのですが・・・。


B案:地方競馬の認定厩舎で
実質上の「調教師」として活動して頂く

A案だと
「ディープインパクト産駒がどれだけの価格なのか、
よく考えなさい」
という話になりそうですので、その代案として考えました。
今、道営や南関東では認定厩舎、いわゆる外厩が存在します。
その「外厩」にあたる育成牧場では、
廃止になった地方競馬の調教師だった方が
場長などの立場で入厩馬の調教にあたっていたります。
池江泰郎調教師にも引退後、同様の立場になって、
ディープインパクト産駒を育てて頂くというのはどうでしょう?
コスモバルクと同じパターンです。
JRAの厩舎に比べて不利な面もあるでしょうが、
うまく行けば、ダービーにも出走できる筈ではないでしょうか。

一連の動きを見ていると、
どうも中央競馬の中でのみ、
物事を解決しようとし過ぎるように思えます。
日本には地方競馬というモノもあるのですよ。
この多重構造は弊害も多いですが、
逆に利用してやろうと思えば利用できるのでは?

この話、話題作りの一環として、
地方競馬側から仕掛ける人がいても
いいのではないでしょうか?
特に道営・ホッカイドウ競馬などは
積極的に動いてもいいのではないでしょうか?
前述の通り、コスモバルクという、
ダービー出走馬を出した実例もあるのですし。

こんな事を書くと本人には失礼で、
ファンの方には
お叱りを受けるのでしょうが、
「武豊 ダービー断念」のニュースは
役者揃いのダービーを更に面白くしたような気がします。
クラシック戦線で有力馬に「誰が乗るのか?」は
一つの大きな関心事ですからね。

その武豊ですが、
怪我の状態は本人しかわからないので
何とも言えないところですが、
以前と違い、
「無理をして復帰しなくてもいい」状況が
今の競馬界に出来つつある、という事なのかな。
「ピンチヒッター」が務まる人が出てきた、
という事なのでしょうか。
あるいは「病み上がり」または「治り切っていない」状況では
「ユタカで負けたなら仕方がない」という認識になる関係者が
少なくなってきたということか。

そのいずれの場合でも
「武豊」という人を取り巻く環境が
年々変化しているのでしょうね。
別にユタカが衰えた、と言いたい訳ではありません。
武豊もいずれは引退する日が来ます。
彼が引退しても競馬がなくなる訳ではありません。
その時、JRAの競馬がどうなっているか?
を見据えるのは悪い事ではないでしょう。
そんな事を考えながら、
16日(日)の会見以降の流れを見ています。


前日付の「前編」で、
門別競馬場というところは、
その場所柄、
「競馬初心者」に目を向けるのは難しいのでは
ないか、という話を書きました。
ナイター競馬故にデートスポットや
家族連れで訪れたいという「ライトファン層」を
ターゲットにするのも難解では?という気がします。

場所の問題だけではないと思うのですよ。
道営・ホッカイドウ競馬の目玉と言われる「2歳馬戦」。
この注目すべきポイントが理解できるには、
ある程度以上の競馬キャリアが必要でしょう。
道営だけではなく、他地区の地方競馬もそうでしょうし、
JRAの新馬戦でも同様なのではないでしょうか。
そうでなければ「メイクデビュー」などという、
無理のあるキーワードは出てこないでしょうし。
注目するのはどうしてもコアなファン層になってしまうような・・・。

ただ、そのコアなファン層の目が
何とか巧く道営に向いているのも確かではないでしょうか。
売上の約45%がインターネット・電話投票なのだとか。
他地区の購入者が多い、ということなのでしょう。
私の知人にもJRAが中心で、
地方はたまに南関東を買う程度、だったのに、
SPAT4で道営が買えるようになって以来、
道営の購入額が増えた、という人が出現しています。
その「2歳戦」で活躍した馬たちの多くは、
11月にシーズンが終わると、
JRAや各地の地方競馬に移籍します。
中央競馬ファンでも、地方競馬ファンでも、
どこに住んでいる人でも、
ある程度以上の競馬キャリアのある人なら
その重要度が分かる、道営の目玉「2歳馬戦」。
そう考えると、
道営・ホッカイドウ競馬の向かうべき方向が
見えてくるような気がします。

この日記で昨年の夏、
現地・北海道からこんな記事をアップしました。

続いて12日(水)の話 不慣れな「門別の夏」

来場したファン向けのイベントとして、
旭川の時と同様に
音楽イベントを実施したところ、
隣接する厩舎からクレームが出て中止になった、
という話を当時、お伝えしました。
競馬場という場所はレジャー施設なのだですから、
競馬初心者も、ライトファンも、家族連れも、
みんなが楽しめる場所でなければいけません。
しかし、門別という競馬場に関しては
例外なのかもしれません。
初心者獲得の努力をしなくてもいい、とは言いませんが、
むしろターゲットとして知恵を絞るべきは、
「ある程度以上の競馬歴を有している人」なのでは
ないでしょうか。

日高軽種馬振興対策推進協議会のサポーターズクラブですが、
2010年度は「サポート馬」ではなく、
「サポート騎手」による会員募集になるとのこと。
昨年までサポーターズクラブ運営の原資となっていた
同協議会会員「出資金が全額、
昨年新装されたナイター設備設置と新スタンド建設」係る
「日高管内負担分」の債務支払いに充てられることになり、
募集馬カタログ制作や事務局維持が出来なくなった、
というのが、その理由なのだそうです。
代わりに「うまレター」さんがPOG企画を実施するという情報が
入っていますが、
同協議会なり、主催者なりが、
何とか別の予算を工面して続けることが出来なかったものかなあ、
と少々残念に思っています。
楽天競馬などは道営絡みの手数料収入が
それなりにある筈なのですから、
資金面、運営面での
協力を取り付けることはできなかったのでしょうか。
道営に限らず、そのインターネット販売における「手数料」が
各地で議論になっている状況なのですし。
ターゲットとすべき「ある程度以上の競馬歴を有している人」に
ピタリとハマる企画だったように思えたのですが・・・。

2010年度は門別競馬場での単独開催となります。
「門別トレーニングセンター」が「門別競馬場」になった時、
「馬券は主に場外で買ってもらう」ことを想定しての
「競馬場化」だという話を聞いたことがあります。
当時、その構想が「週刊競馬ブック」などで
批判されたこともありましたが、
インターネットが普及した今、
その構想は別の形で現実のものになろうとしています。
他の地方競馬で
「競馬初心者」「ライトファン」「家族連れ」に
力を入れない戦略は自殺行為になりかねませんが、
道営・ホッカイドウ競馬に限っては別だと思います。
「ある程度以上の競馬歴を有している人」を
メインに狙う戦略を重点に、
この難局を乗り切って頂きたい、と思っています。

ちなみに私・菅野ですが、
今年は昨年ほど門別に行くことはないと思います。
(今年はそのご依頼事はありませんので。)
それでも、様々な形で他地区同様、
道営・ホッカイドウ競馬にも注目するつもりです。

今日も怠惰な土曜日です。
いつも申し訳ありません。

今日から岩手競馬は水沢で
春の特別開催に入っています。
道営・ホッカイドウ競馬からも
2歳馬の能力検査の話題や、
サポーターズクラブ関連のニュースが
入ってくる季節になりました。
北国の競馬も動き出しているようです。
そこで今日は、
昨年、何度か「書く」と言っておきながら、
未だに書いていない
道営・ホッカイドウ競馬の話題でも。
私の冴えないネタよりも「活動日記」らしいでしょう。
本当は新・競馬ニュースの「論説」で
書くべきだったかもしれませんが、
時間が経ってしまったので、この日記の方に書きます。

例年、住んでいる首都圏以外で、
滞在日数が多い地域というと
自分が無理やり「地元」だと思っている岩手ですが(笑)、
昨年はその岩手よりも北海道の方が
滞在日数が多くなってしまいました。
ある馬主さんからの依頼で
ちょっとしたお手伝いをしておりまして、
その関係で門別競馬場に行く機会が増えたのが
その理由だったのですが。

私にとって道営・ホッカイドウ競馬というと、
これまでは少々遠い存在でした。
平日開催ですのでなかなか現地に行けません。
夏場のブリーダーズゴールドカップの頃に
旭川に行くのがやっと、という状態でした。
その為、昨年になって急にその距離が近くなり、
色々新たな発見をすることに。
そんな中で感じた話を少々。

昨年は門別競馬場での開催が増え、
ナイター設備もできました。
スタンドも新設された訳ですが、
門別という所は札幌から高速バス「ペガサス号」や
主催者が用意する
無料バスに乗っても1時間半かかります。
一方で車で周辺の馬産地めぐりをしながら
やってきたと思われる人もいました。
こういう形で来る人が「競馬初心者」である可能性は
かなり低いでしょうね。
ナイター開催でも大井のように、
デートスポットとして、というのはかなり厳しいような・・・。

一方で「~Stable」と書かれたジャンパーを来た人とか
「4番と7番がウチ(牧場)の馬だよ」とかいう会話を
パドックでしている人の姿が見られました。
確かにご近所ですし、
自分が生産した馬ならば当然気になるし・・・、
といったところでしょうか。
よく「馬産地競馬」という表現が使われますが、
その意味を改めて理解できたような気がします。
旭川や夏のJRA札幌・函館でもたまに見かける光景ですが、
ここまで目立たなかったような気がします。


と、ここまで書いてみて、
この話、かなり長くなることに気が付きました。
この3連休の間、
「怠惰に過ごす」しかやることがないので(苦笑)、
話の続きは明日ということで。

netkeiba.comを見ていたら、
こんな記事を見かけました。


三浦皇成騎手がトークショーに出演!(netkeiba.com)


「超大型若手ジョッキー」ですか・・・。
1月・2月と立て続けに騎乗停止を食らう
「超大型」ってのはどうなの?
この「超大型」ジョッキー、
今年まだJRAでは4勝ですよ。
トップの横山典弘はもう26勝もしているというのに・・・。

三浦皇成自身が、というより、
彼の周囲の人間たちの問題なのでしょうけどね。
「三浦皇成」で商売したい人たちのね。
例の村田一誠のブログに記述があった時、
この日記で「他にもそんな騎手はいるのでは?」と
書きましたが、
三浦とは根本的に違っている部分があります。
三浦皇成って、G1勝ってますか?
重賞をいくつ勝ちました?
G3を2つ勝っただけじゃないですか。
そのうち一つは正確にはJpn3だし。

本人にその気がなくても
こんなことをやっていれば、
「コイツ、勘違いしてんじゃねーの?」
という話になります。
三浦自身はもちろん、
ビジネス的にもマイナスじゃないのでしょうか?

こういう「ビジネス」をやるな、とは言いません。
でもやり方を間違えると
騎手自身が最もダメージを被るような気がします。
そうなると不幸ですよね・・・。

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プロフィール

菅野一郎
(かんのいちろう・本名同じ)
「もっと競馬をやりたいな」で、
「第1回Gallopエッセー大賞(2005年)」において、
佳作を受賞。
現在、競馬読み物Webサイト
「WEEKEND DREAM」管理人を務める。
時には厳しく、時には温かく愛情を込めて、「競馬の未来」を語ります。

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