「足元を見る」話?でも仕方がない
Tweet
今日も更新が遅くなりまして、
申し訳ありません。
20日(水)に盛岡タイムスの
関口厚光編集局長からメールを頂きました。
今月の8日(金)に、
盛岡タイムスのWEBサイトに
このような記事をアップしたところ、
反響が大きかったので、
読んで意見を聞かせて欲しい、とのことでした。
〈岩手競馬民間委託〉交渉の行方は 日本ユニシス矢島洋一氏に聞く(上)(盛岡タイムス)
〈岩手競馬民間委託〉交渉の行方は 日本ユニシス矢島洋一氏に聞く(中)(盛岡タイムス)
〈岩手競馬民間委託〉交渉の行方は 日本ユニシス矢島洋一氏に聞く(下)(盛岡タイムス)
交渉不調という話のある
岩手県競馬組合と日本ユニシスですが、
日本ユニシス側からかなり本音ベースの話が
出てきましたね。
注目に値する記事だと思います。
この記事を読んでの率直な感想は、
「"足元を見る"とはこういう事をいうのかな?」
ということ。
特に後半のこの部分ですが、
-全然。金返せと言われても5年間では返せないです。
ぼくらに金を返す義務はないです。義務があるのは組合です。(以下略)-
-もし仮に少しでも利益が上がったら、
ぼくたちは事業を継続させるために、
それを現場に下ろしますよ。(以下略)-
このあたりの話というのは、
「廃止派」の岩手日報だとか議員さんあたりから
「組合は彼らにどんな説明をしているのか?」
とぶっ叩く材料になるかもしれません。
「存続派」の私でもそう問い詰めたい気がします。
でもそうした説明を受けた上で、
それでも日本ユニシスはこうした話をしている
可能性もあります。
その理由はこの交渉が決裂した場合、
その先に待っているのは
「岩手競馬廃止」しかないのかもしれないという点にあります。
岩手日報はそれでも良しというのかもしれませんが、
このインタビュー記事で日本ユニシスが指摘する通り、
-岩手競馬は2500人の従業員がいて波及効果も含めると
年間350億円の経済効果がある産業です。
つぶすということはその産業を失うだけじゃない、
整理するのにさらに100億円規模の追加費用がかかる。
それを負担するのは構成団体だろうから、
そうなれば奥州市は赤字再建団体に転落するんじゃないですか。-
つまり、どうにか折り合わせて交渉を成立させるしか、
選択肢はないと日本ユニシスは見ていると
いうことでしょう。
この交渉が決裂して、
仮にどこからか、100億円調達してでも
岩手競馬を廃止というのなら、
岩手県、奥州市、盛岡市は大打撃を覚悟しなければ
ならない。
「廃止派」だって、安易な主張はできないのです。
一方の日本ユニシスは一連の提案に伴う経費ぐらいですから、
痛くも痒くもない。
両者の交渉に伴うリスクには、
あまりにも大きな違いがあるように思えます。
ソフトバンクグループがばんえい競馬に参入した時と違い、
(当時、オッズパークで既にばんえいの馬券を
ネット販売していました)
岩手競馬がなくなると失う収益が彼らにはないですし。
そう考えるとどこかで彼らの要求を
現状の岩手競馬にソフトランディングさせる方法を
考えないといけないということになります。
現場との調整は組合の仕事で、
この先かなりの重労働を強いられるのかもしれませんが、
それを我慢せざるを得ないということか。
他の選択肢では「廃止派」を含めて全員が
幸せにはなれないのでしょうから。
最後に、この日本ユニシス産業機構研究所の
矢島洋一所長に一言だけ申し上げます。
非公開の交渉のテーブルならともかく、
メディアで本音ベースの「足元を見る」発言は
控えた方がよろしいかと思います。
古い言葉ですが、
競馬という産業は「B to B」だけではなく、
「B to C」という要素も大きいのですから。
「B to B」では正論であっても、
「B to C」の領域では誤解を招く話というのは
私はあると思っています。
「こんな態度のデカイ主催者の馬券なんか
誰が買うモンか!」
と言われたらどうします?
もう少しオブラートに包んで発言されるべきかと。
申し訳ありません。
20日(水)に盛岡タイムスの
関口厚光編集局長からメールを頂きました。
今月の8日(金)に、
盛岡タイムスのWEBサイトに
このような記事をアップしたところ、
反響が大きかったので、
読んで意見を聞かせて欲しい、とのことでした。
〈岩手競馬民間委託〉交渉の行方は 日本ユニシス矢島洋一氏に聞く(上)(盛岡タイムス)
〈岩手競馬民間委託〉交渉の行方は 日本ユニシス矢島洋一氏に聞く(中)(盛岡タイムス)
〈岩手競馬民間委託〉交渉の行方は 日本ユニシス矢島洋一氏に聞く(下)(盛岡タイムス)
交渉不調という話のある
岩手県競馬組合と日本ユニシスですが、
日本ユニシス側からかなり本音ベースの話が
出てきましたね。
注目に値する記事だと思います。
この記事を読んでの率直な感想は、
「"足元を見る"とはこういう事をいうのかな?」
ということ。
特に後半のこの部分ですが、
-全然。金返せと言われても5年間では返せないです。
ぼくらに金を返す義務はないです。義務があるのは組合です。(以下略)-
-もし仮に少しでも利益が上がったら、
ぼくたちは事業を継続させるために、
それを現場に下ろしますよ。(以下略)-
このあたりの話というのは、
「廃止派」の岩手日報だとか議員さんあたりから
「組合は彼らにどんな説明をしているのか?」
とぶっ叩く材料になるかもしれません。
「存続派」の私でもそう問い詰めたい気がします。
でもそうした説明を受けた上で、
それでも日本ユニシスはこうした話をしている
可能性もあります。
その理由はこの交渉が決裂した場合、
その先に待っているのは
「岩手競馬廃止」しかないのかもしれないという点にあります。
岩手日報はそれでも良しというのかもしれませんが、
このインタビュー記事で日本ユニシスが指摘する通り、
-岩手競馬は2500人の従業員がいて波及効果も含めると
年間350億円の経済効果がある産業です。
つぶすということはその産業を失うだけじゃない、
整理するのにさらに100億円規模の追加費用がかかる。
それを負担するのは構成団体だろうから、
そうなれば奥州市は赤字再建団体に転落するんじゃないですか。-
つまり、どうにか折り合わせて交渉を成立させるしか、
選択肢はないと日本ユニシスは見ていると
いうことでしょう。
この交渉が決裂して、
仮にどこからか、100億円調達してでも
岩手競馬を廃止というのなら、
岩手県、奥州市、盛岡市は大打撃を覚悟しなければ
ならない。
「廃止派」だって、安易な主張はできないのです。
一方の日本ユニシスは一連の提案に伴う経費ぐらいですから、
痛くも痒くもない。
両者の交渉に伴うリスクには、
あまりにも大きな違いがあるように思えます。
ソフトバンクグループがばんえい競馬に参入した時と違い、
(当時、オッズパークで既にばんえいの馬券を
ネット販売していました)
岩手競馬がなくなると失う収益が彼らにはないですし。
そう考えるとどこかで彼らの要求を
現状の岩手競馬にソフトランディングさせる方法を
考えないといけないということになります。
現場との調整は組合の仕事で、
この先かなりの重労働を強いられるのかもしれませんが、
それを我慢せざるを得ないということか。
他の選択肢では「廃止派」を含めて全員が
幸せにはなれないのでしょうから。
最後に、この日本ユニシス産業機構研究所の
矢島洋一所長に一言だけ申し上げます。
非公開の交渉のテーブルならともかく、
メディアで本音ベースの「足元を見る」発言は
控えた方がよろしいかと思います。
古い言葉ですが、
競馬という産業は「B to B」だけではなく、
「B to C」という要素も大きいのですから。
「B to B」では正論であっても、
「B to C」の領域では誤解を招く話というのは
私はあると思っています。
「こんな態度のデカイ主催者の馬券なんか
誰が買うモンか!」
と言われたらどうします?
もう少しオブラートに包んで発言されるべきかと。
関連記事
- オッズパークさん、楽天競馬さん、どうお考えですか?
- 夜勤明けです。朝5時に現場から解放されたのと現場が自宅から近かったこともあって、...
- 名古屋競馬の話
- 15日(日)も自宅でグリーンチャンネルを見つつ、作業をしていた1日でした。5レー...
- 愚策だと思います
- 13日(金)も自宅で作業。「貧乏メシ・汁物シリーズ」は白菜スープに変わりました。...
- 「何故、地方競馬の馬券は買わないのか?」
- 12日(木)ですが、この日記を書き終えた後は再び仮眠。10日(火)・11日(水)...
- 「競馬」の現実に複雑な気分
- Twitterでも書きましたが、5日(木)は中山競馬場へ。そのTwitterに書...
- 無理がある
- 3日(火)ですが、この日記を書き終えた後も「行き詰まり感」は変わらず・・・。気分...
- 南関東ファンの皆さん、スミマセン。これから「毒」を吐きます!!
- Twitterでも触れましたが、29日(木)は朝から大井競馬場へ。もちろん東京大...
- 長くなってしまい、申し訳ありません
- 23日(金・祝)ですが、この日記を書いた後は仮眠。そして昼過ぎからは荒尾競馬を中...
- 議員報酬
- 17日(土)は朝5時30分頃に帰宅。すぐに布団の中に。10時過ぎに目覚めるつもり...
- 「ウマドンナ」よりも大切なものがあるのでは?
- 15日(木)ですが、この日記を書いた後も自宅アパートで過ごしました。園田のゴール...

