前夜から雨が降り続く京都競馬場でした。
馬場状態は芝・良、ダート・稍重です。
京阪・淀駅の移転及び改修工事が着々と進んでいますが、
競馬場内と淀駅を結ぶ連絡ブリッジの工事も
行われています。
完成すると駅と競馬場が直結するこの連絡ブリッジ、
かなり便利になるものと思われます。
この日行われたメイクデビュー・新馬戦は2鞍でした。
4Rの牝馬限定、ダート1400メートル戦は
アグネスデジタル産駒の
ツルマルハロー(栗東・石坂正厩舎)が優勝。
2着に1秒0差の快勝でした。
5Rの芝1800メートル戦はネオユニヴァース産駒の
アンライバルト(栗東・友道康夫厩舎)が優勝。
2001年の京成杯を勝ったボーンキングの半弟に
あたります。
この日は8Rで2歳500万下の
かえで賞も組まれました。
激しい叩き合いとなったこのレース、
勝ったのはエイシンサンディ産駒の
スズノハミルトン(栗東・五十嵐忠男厩舎)でした。
現状では芝1400メートルがベストの条件なのかも
しれません。
それでは菊花賞の人気上位馬をご紹介します。
1番人気はオウケンブルースリ。
3着だった神戸新聞杯ですが、
当時先着を許した2頭が不在のこのレース、
負ける訳にはいかない状況となりました。
2番人気はマイネルチャールズ。
皐月賞3着、ダービー4着。
最後の「1冠」は何としても、
という想いは強かったのではないでしょうか。
3番人気はスマイルジャック。
ダービーではこの馬に関わる人たちは皆、
一瞬夢を見たに違いありません。
ダービー2着馬が強い菊花賞、
今回は果たして・・・。
レースは最初にハナに立ったアグネススターチに
引っ掛かってしまったノットアローンが競りかける形。
最初の1000メートル通過が58秒8という、
速い流れの競馬になってしまいました。
速い流れの中、
3コーナーの坂の上りまで我慢していた
オウケンブルースリが下りで動き出し、
直線で馬群から抜け出す競馬に。
ナムラクレセントが競りかけ、
フローテーションも襲い掛かりますが、
最後にもう一伸びして先頭でゴール。
重賞初制覇は最後の1冠、菊花賞のタイトルとなりました。
引き揚げてきた内田博幸は
待ち構えていた報道陣の脇を通り、
大観衆の前に出て、高々とガッツポーズ。
内田は表彰式でも「お約束」の
バク宙を披露、場内を沸かせました。
また最終レース後のイベントでも
ジョーク混じりのコメントが聞かれるなど、
「JRA所属騎手」としてのアピールに
慣れてきた様子が見られました。
大井時代でも見る事があまり出来なかったこの姿、
JRAだからこそなのか、どうか?
いずれにしてもG1を勝った時のこの人は
これからもファンに様々な楽しみを
提供してくれるような気がします。

