北海道で11月と言えば、
既に冬が始まっています。
今年の道営・ホッカイドウ競馬の最終日は
雪が舞う中でのナイター開催となりました。
寒い中での競馬開催だっただけに、
先着順で甘酒やきのこ汁が無料で振る舞われたのは
嬉しいサービスでした。
また、競馬関連グッズが当たる抽選会も行われました。
寒さの中、レースで騎乗するジョッキー達の中には
防寒具を着てパドックや馬場に登場する者もいました。
もちろん、レースの際には脱がなければなりません。
この時期にこの地で行われるナイターならでは、
と言えるのではないでしょうか。
6R終了後、
黒川武調教師の勇退式が行われました。
地方競馬通算1111勝。
コトノアサブキを始め、
ホッカイドウ競馬の歴史にその名を刻む数々の名馬を
手がけられた黒川調教師に場内から大きな拍手が
送られました。
それではこの日行われた注目レースの結果を
写真とともにお伝えしましょう。
1Rの2歳未勝利戦・サッポロがぶ飲みミルクコーヒー賞は
ザッツザプレンティ産駒のベリーキュート(牝、原孝明厩舎)。
9月のフレッシュチャレンジから
レース間隔が空いてしまいましたが、
シーズン最終日に初勝利を挙げることができました。
レース結果(NAR公式サイトより)
2Rの2歳未勝利戦・サッポロクラシック'09富良野賞を
制したのはフィガロ産駒のベルリオーズ(牡、桑原義光厩舎)。
3戦目での初勝利。
デビュー戦5着、前走3着と着実に順位を上げてきていた
馬でした。
レース結果(NAR公式サイトより)
6RのJRA認定アタックチャレンジは
ロージズインメイ産駒のローズミリオン(牝、桑原義光厩舎)が優勝。
5度目のアタックチャレンジ挑戦で認定馬となりました。
レース結果(NAR公式サイトより)
9Rは今年最後のJRA認定アタックチャレンジ。
勝ったのはスターオブコジーン産駒のアイヌモシリ(牡、米川昇厩舎)。
2000メートルで行われたこのレース、
距離延長はこの馬にとってプラスだったのかもしれません。
レース結果(NAR公式サイトより)
10Rはオープン馬による1戦、
浦河ウエリントンホテル杯ファイナルカップ。
キングマンボ産駒のマンボパートナーが優勝しました。
この馬はまだ4歳。
来年以降、重賞戦線を盛り上げる存在であって欲しいと
願っています。
レース結果(NAR公式サイトより)
今年最後の2歳馬戦ヤングチャレンジカップ3は
アッミラーレ産駒のキャニオンショットが優勝。
スタートからハナを譲らず、
逃げ切り勝ちを決めました。
レース結果(NAR公式サイトより)
この日のメインレースは最終12R。
ホッカイドウ競馬における今年最後の大一番、
道営記念の上位人気馬をご紹介します。
1番人気はヒロアンジェロ。
JRA所属時の最終戦も含めて4連勝。
別路線組ですが、怖い存在です。
2番人気はコパノカチドキ。
ステイヤーズカップ、瑞穂賞と重賞連勝。
この馬もこの2戦を含めて4連勝中です。
3番人気は3歳馬フーガ。
北海優駿2着、王冠賞優勝と同世代同士ではトップレベルのこの馬。
古馬の一線級を相手にどんな競馬を見せるのか、
注目されました。
レースは道中、中団でレースを進めたコパノカチドキが
直線で馬群の外から豪快に前をまとめて交わし、
先頭でゴール。
2着にヒロアンジェロ、3着にミスティックダイヤが入り、
フーガは11着に敗れました。
角川秀樹調教師と鞍上・桑村真明、
今年のホッカイドウ競馬を象徴するコンビでの
締めくくりとなりました。
角川調教師は他地区を含めると
今年は重賞12勝。
桑村もオノユウで初重賞勝ちを決めた栄冠賞を含めて
今年8つの重賞タイトルを獲得。
そしてこのコパノカチドキも重賞3連勝。
この勢いは来年も続くのでしょうか。
この道営記念をもって、
今年度の道営・ホッカイドウ競馬は全日程が終了しました。
総売り上げは08年度比1.4%増の115億4600万円、
計画比では98%とのこと。
旭川撤退に伴い、
新たに誕生した門別・グランシャリオナイターなど、
大きな変化があった1年間。
この結果、そして詳細な売上データをどのように来年に活かすのか?
オフシーズンの間も関係者にとっては
考えるべきこと、やるべきことが多いに違いありません。
来年はより進化したグランシャリオナイターを見に、
また門別の地を訪れたいと考えています。

