2011年3月9日(水)大井競馬場
![]()
晴れていましたが、
風が強い1日でした。
体感温度も低く「春」の訪れを感じることは
出来なかったような気がします。
7日(月)の雪・雨の影響が残る馬場は
「重」の発表でした。
この日の大井競馬場では
平成23年度の事業計画や広報・広告計画を発表する
「平成23年度 東京シティ競馬 プレスブリーフィング」が
行われていました。
このプレスブリーフィングはUSTREAMでも
ライブ中継されました。
TCKプレスブリーフィング(記者説明会) USTREAM配信実施!(大井競馬公式サイト)
こうしたブリーフィングがネットを利用して
ライブ配信されるのは、
非常に素晴らしいことだと思います。
しかし同時に疑問に思った点もあります。
ネットでライブ配信を出来るのであれば、
どうして場内のテレビ等での放映が出来ないのでしょうか?
非開催日であれば仕方のないところなのかもしれませんが、
この日は重賞競走もある開催日です。
トゥインクルレース(ナイター競馬)25周年や
東京大賞典の国際競走化、JBC開催など、
日頃から足を運ぶファンにPRすべき内容がたくさん含まれているのに、
こうした話題を真っ先に伝えるべきなのは、
果たして報道関係者なのでしょうか?
しかも記事作成時点(11日(金)・11時45分時点)では
このブリーフィングの内容について、
公式サイト上での発表が行われていません。
上記リンク先からライブ配信された映像を見ることは可能ですが、
文章化した説明を公式サイトで即時に実施しないのは
集まった報道関係者の既得権・情報発信における優先権を
守ることが目的なのでしょうか?
更に疑問に思ったのは、
キャンペーンキャラクターの
伊藤淳史さんと渡部豪太さんの紹介が行われたのが、
このブリーフィングの場のみであったということ。
開催日でファンも競馬場に駆けつけている時なのですから、
キャンペーンキャラクターの紹介は
レースの合間にトゥインクルステージ等で
ファン向けに紹介する形で実施することも可能であった筈。
ここでも報道関係者の既得権・優先権に配慮する形であった点は
残念でなりません。
私はこのブリーフィングをスマートフォンやPCで見ていましたが、
今自分がいる「大井競馬場」ではない
どこか別の競馬場の話をしているような印象を受けました。
大井競馬場において冬場の昼間開催は、
一番盛り上がりに欠ける開催なのかもしれません。
しかしこうした時期に足を運んでくれる人たちの事も
もう少し考えるべきではないでしょうか。
伊藤淳史さんと渡部豪太さんの二人が
場内に足を運んでいる人たちの様子を見て
コメントしていたのが救いだったような気がします。
話題をこの日のレースに移しましょう。
この日は内田博幸、松岡正海、三浦皇成といった
JRA所属騎手の姿もありました。
10RではJRA所属馬との交流戦も組まれました。
![]()
その10RはJRA500万下との交流戦、
アーバンステージ弥生賞(ダート1800メートル)。
優勝は内田博幸騎乗のナムラロアー(牡、美浦・田村康仁厩舎)。
2009年12月の新馬戦以来の勝利となります。
その新馬戦は芝コースでのレースでしたので、
ダートではこれが初勝利となります。
メインレースは今年で2回目となる重賞、
東京スプリング盃(S3、ダート1400メートル)。
南関東における短距離のスペシャリストが集まりました。
上位人気馬をご紹介します。
![]()
1番人気はケイアイゲンブ(大井)。
これが重賞初挑戦でしたが斤量は56キロ。
有力馬たちが58キロ、59キロを背負っている中、
この斤量差は有利に思われました。
![]()
2番人気はヤサカファイン(大井)。
昨年の東京盃2着馬です。
年末のJRA中山・カペラS以来の実戦となりました。
馬体重は12キロ増の496キロです。
![]()
2007年のJBCスプリント優勝馬フジノウェーブは
3番人気でした。
今年に入ってからの2戦が5着、4着という結果だったせいか、
人気を落とした形となってしまいました。
レースは発走前にアクシデントが相次ぎました。
枠入り時に暴れたシャレーストーン(大井)、
インプレッション(大井)が続けて競走除外になってしまいました。
それぞれ別の時間帯に起きたこともあって、
発走時刻は20分以上遅れる事態となりました。
レースは三浦皇成が騎乗したジーエスライカー(大井)が
好スタートを決めてハナに立ちました。
フジノウェーブ、ケイアイゲンブなどの人気馬が続きます。
ヤサカファインもスタートは良かったですが、
中団に下げてレースを進めました。
![]()
![]()
![]()
![]()
ジーエスライカーは直線に入っても粘りを見せ、
後続はなかなか差を詰めることができません。
そんな中、フジノウェーブがジーエスライカーに馬体を並べていきました。
2頭のマッチレースのような叩き合いを制したのはフジノウェーブでした。
夕陽に照らされた真っ白な馬体が先頭でゴール板を駆け抜けます。
ジーエスライカーは2着。
3着にヤサカファイン(大井、2番人気)が入り、
ケイアイゲンブ(大井、1番人気)は4着に敗れました。
レース結果(NAR公式サイトより)
![]()
さすがG1(Jpn1)馬。
フジノウェーブにそんな印象を抱いた人は
多かったのではないでしょうか。
9歳馬が同じ59キロを背負う4歳馬との
叩き合いを制しての優勝です。
この日のフジノウェーブの馬体と走りからは
「この路線の主役はまだ譲らない」
という気合いを感じました。

