2014年11月24日(月・休) 東京競馬場
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連休最後となったこの日、
朝の東京競馬場はどんよりとした曇り空でした。
前日までの好天で暖かさを感じる天候とは違い、
風もやや冷たく感じられました。
しかし、時間とともに雲の間から太陽の光が降り注ぐようになり、
最終レースの頃にはこの時期特有の美しい夕焼けが・・・。
結果的には「競馬日和」と呼ぶに相応しい1日だったと言えるかもしれません。
馬場状態は芝・ダートともに良馬場でした。
この日、行われた2歳新馬戦は2鞍でした。
その結果からご紹介しましょう。
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まずは4Rの牝馬限定の2歳新馬戦(芝1600メートル)から。
キングカメハメハ産駒のロッカフラベイビー(牝、美浦・鹿戸雄一厩舎)が
1番人気に応える形でデビュー戦勝ちを決めました。
1000メートル通過は63秒8。
緩い流れだったことは確かですが、
上がり3ハロン33秒7と決め手を見せる形での勝利でした。
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5Rの2歳新馬戦(芝1800メートル)はタニノギムレット産駒の
カボスチャン(牝、美浦・牧光二厩舎)が勝利。
鞍上の後藤浩輝騎手は4月27日(日)の東京10Rで落馬負傷し、
戦列を離れていましたが、2日前の23日(土)に復帰。
この勝利が復帰後の初勝利でした。
ゴールの瞬間、東京競馬場は祝福の温かい拍手に包まれ、
ウィナーズサークルにも多くの人が集まりました。![]()
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メインレースよりも先に最終レースの話になってしまいますが、
騎手関連の話題をもうひとつ、ということでご了承ください。
この日の12Rをレッドエンブレムで制した福永祐一騎手は
JRA通算1700勝を達成しました。
次週のジャパンカップでは世界一の馬・ジャスタウェイとのコンビで参戦します。
ドバイで見せた、あの強烈なパフォーマンスを府中で再び披露することが出来るのか?
大一番が待ち受けています。
話をメインレースに戻しましょう。
この日のメインレースは東京スポーツ杯2歳S(G3)。
昨年の勝ち馬はイスラボニータ。
そうです、後の皐月賞馬が初めての重賞タイトルを獲得したレースでした。
今年の勝ち馬は果たして・・・?
まずは上位人気馬をご紹介します。
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ディープインパクト産駒で新潟2歳Sでは2着だったアヴニールマルシェが
1番人気に支持されました。
その新潟2際Sで敗れたミュゼスルタンとはハナ差。
同じ左回りの府中でタイトル獲得を狙います。
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注目のハービンジャー産駒クラージュシチーは2番人気。
前走、阪神での未勝利戦は2着馬に10馬身差をつける圧勝でした。
リーディングジョッキー・戸崎圭太騎手とのコンビで連勝を狙います。
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3番人気に支持されたグリュイエールは
京都・芝2000メートル戦で2分0秒3という、
2歳コースレコードを叩き出して未勝利戦を脱出しました。
鞍上は前日のマイルチャンピオンシップをダノンシャークで制した
岩田康誠騎手です。
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重賞とはいえ、まだキャリアの浅い2歳馬同士の対戦です。
最内枠で新馬戦を勝ったばかりのサトノクラウンは
何度もゲート内で立ち上がる素振りを見せました。
「まだ2歳だから仕方がない」と思った人も多かったでしょう。
でもこのサトノクラウンが最後にファンを驚かせる事になろうとは・・・。
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レースはペガサスボスが好スタートを決めましたが、
内側からグリュイエールがハナを奪いに行く形に。
更にその外からマイネルシュバリエも浮上します。
結局はマイネルシュバリエ、ペガサスボス、グリュイエールという順番で落ち着きました。
レースは向正面、3コーナー、4コーナーへと続きます。
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マイネルシュバリエの逃げは4コーナーから最後の直線に入っても続きます。
しかしペガサスボス、ストリートキャップ、ジャストドゥイング、
ソールインパクトなどが並びかけ、横一線の叩き合いに。
更にその間からも抜け出しを図る馬たちもいて、見応えのある激戦となりました。
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残り200メートルのハロン棒付近で、
ソールインパクトがこの混戦から一度は抜け出します。
しかし、そのソールインパクトに内側からアヴニールマルシェが、
外からはサトノクラウンが並びかけ、
ソールインパクトは両サイドから交わされる格好となりました。
最後はアヴニールマルシェとサトノクラウンの争いとなり、
サトノクラウン、アヴニールマルシェ、ソールインパクトの順でゴール板を通過しました。
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ゲートの中で何度も立ち上がるなど、幼さを見せていたサトノクラウン。
そんな幼い一面を見せたサトノクラウンがゴール前で馬群から突き抜け、
重賞タイトルを獲得してしまったのは、潜在能力の高さが理由なのでしょうか。
それともライアン・ムーア騎手の技なのでしょうか。
いずれにしても、サトノクラウンはこの日がまだ2戦目でした。
これから気性面も成長するでしょうし、更に強くなることでしょう。
今後が楽しみな馬が出現した事だけは間違いありません。
2014年11月アーカイブ
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11月19日(水) 浦和競馬場


浦和競馬場の上空に雲はほどんどなく、青空が広がっていました。
しかし、11月も中旬を過ぎました。
風はこの競馬場特有の冷たいものでした。
この風に冬の訪れを感じた人も多かったのではないでしょうか。
馬場状態は良でした。

この日のメインレースは浦和競馬場伝統の重賞競走・浦和記念(Jpn2)。
今年は中央馬4頭、地方他地区所属馬1頭、地元・南関東所属馬6頭の
計11頭による対戦となりました。
まずは上位人気馬をご紹介しましょう。

1番人気は白山大賞典を連覇したエーシンモアオバー。
今回は戸崎圭太騎手とのコンビでの参戦です。
2年前にもこのコンビで浦和記念に参戦しています。
その時は2着でした。

そのエーシンモアオバーと白山大賞典でコンビを組んだ岩田康誠騎手は今回、
2番人気馬シビルウォーの手綱を取りました。
シビルウォーは7月のマーキュリーカップ以来の出走となります。
昨年のこのレースでは2着でした。

3番人気は地元・南関東のサミットストーン。
白山大賞典でエーシンモアオバーに0秒1差まで迫りました。
今回は再び石崎駿騎手とのコンビでの参戦です。
レースは大方の予想通り、エーシンモアオバーが逃げる展開になりました。
しかしサミットストーンとグランディオーソといった南関東勢が
その直後でエーシンモアオバーをガッチリとマークし、
「楽な逃げを許さない」という姿勢を私はこの時点で感じました。
この姿勢が2周目の向正面以降、驚きの展開をもたらします。


向正面でグランディオーソに騎乗の御神本訓史騎手が仕掛けます。
半ばを過ぎたところでエーシンモアオバーに並びかけました。
3コーナーでは
このグランディオーソと後方からスパートしたトーセンアレスが前で並ぶ形となり、
エーシンモアオバーはズルズルと後退。
この展開を予測できた人は少なかったのではないでしょうか。
JRA所属馬も出走するダートグレードレースで
地元・南関東所属の2頭が先頭で並んだまま、
4コーナーから最後の直線に入ります。



前を行くグランディオーソとトーセンアレス。
馬群の外からマクって浮上したシビルウォーもこの差を詰めることが出来ません。
後方でJRA勢がもがき苦しむ中、
サミットストーンが内ラチ沿いから浮上します。
最後の直線はサミットストーン、グランディオーソ、トーセンアレスという、
南関東所属馬3頭による叩き合いとなりました。
叩き合いを制したのはサミットストーン。
金沢競馬に所属していた頃から挑み続けていたダートグレードレースのタイトルに
ようやく手が届いた瞬間でした。
2着はグランディオーソ、3着はトーセンアレスとなり、
南関東所属馬によるワン・ツー・スリーという結果となりました。
JRA勢はシビルウォーの4着が最高でした。


最近の南関東における重賞戦線では、
スポット騎乗の形で金沢からやって来る吉原寛人騎手の活躍が目立ちます。
サミットストーンを前走の白山大賞典で2着に導いたのも吉原寛人騎手でした。
しかし、サミットストーンに悲願のダートグレードレース制覇をもたらしたのは、
その吉原寛人騎手ではなく、本来の主戦騎手である石崎駿騎手でした。
2着グランディオーソの御神本訓史騎手も、
3着のトーセンアレスに騎乗した張田京騎手も、
「JRA勢に楽はさせない」という、渾身の騎乗ぶりだったように思えます。
浦和競馬場は南関東の競馬場です。
JRAの競馬場でも、金沢にある競馬場でもありません。
その事を思い出させてくれた浦和記念だったような気がします。
浦和競馬場の上空に雲はほどんどなく、青空が広がっていました。
しかし、11月も中旬を過ぎました。
風はこの競馬場特有の冷たいものでした。
この風に冬の訪れを感じた人も多かったのではないでしょうか。
馬場状態は良でした。
この日のメインレースは浦和競馬場伝統の重賞競走・浦和記念(Jpn2)。
今年は中央馬4頭、地方他地区所属馬1頭、地元・南関東所属馬6頭の
計11頭による対戦となりました。
まずは上位人気馬をご紹介しましょう。
1番人気は白山大賞典を連覇したエーシンモアオバー。
今回は戸崎圭太騎手とのコンビでの参戦です。
2年前にもこのコンビで浦和記念に参戦しています。
その時は2着でした。
そのエーシンモアオバーと白山大賞典でコンビを組んだ岩田康誠騎手は今回、
2番人気馬シビルウォーの手綱を取りました。
シビルウォーは7月のマーキュリーカップ以来の出走となります。
昨年のこのレースでは2着でした。
3番人気は地元・南関東のサミットストーン。
白山大賞典でエーシンモアオバーに0秒1差まで迫りました。
今回は再び石崎駿騎手とのコンビでの参戦です。
レースは大方の予想通り、エーシンモアオバーが逃げる展開になりました。
しかしサミットストーンとグランディオーソといった南関東勢が
その直後でエーシンモアオバーをガッチリとマークし、
「楽な逃げを許さない」という姿勢を私はこの時点で感じました。
この姿勢が2周目の向正面以降、驚きの展開をもたらします。
向正面でグランディオーソに騎乗の御神本訓史騎手が仕掛けます。
半ばを過ぎたところでエーシンモアオバーに並びかけました。
3コーナーでは
このグランディオーソと後方からスパートしたトーセンアレスが前で並ぶ形となり、
エーシンモアオバーはズルズルと後退。
この展開を予測できた人は少なかったのではないでしょうか。
JRA所属馬も出走するダートグレードレースで
地元・南関東所属の2頭が先頭で並んだまま、
4コーナーから最後の直線に入ります。
前を行くグランディオーソとトーセンアレス。
馬群の外からマクって浮上したシビルウォーもこの差を詰めることが出来ません。
後方でJRA勢がもがき苦しむ中、
サミットストーンが内ラチ沿いから浮上します。
最後の直線はサミットストーン、グランディオーソ、トーセンアレスという、
南関東所属馬3頭による叩き合いとなりました。
叩き合いを制したのはサミットストーン。
金沢競馬に所属していた頃から挑み続けていたダートグレードレースのタイトルに
ようやく手が届いた瞬間でした。
2着はグランディオーソ、3着はトーセンアレスとなり、
南関東所属馬によるワン・ツー・スリーという結果となりました。
JRA勢はシビルウォーの4着が最高でした。
最近の南関東における重賞戦線では、
スポット騎乗の形で金沢からやって来る吉原寛人騎手の活躍が目立ちます。
サミットストーンを前走の白山大賞典で2着に導いたのも吉原寛人騎手でした。
しかし、サミットストーンに悲願のダートグレードレース制覇をもたらしたのは、
その吉原寛人騎手ではなく、本来の主戦騎手である石崎駿騎手でした。
2着グランディオーソの御神本訓史騎手も、
3着のトーセンアレスに騎乗した張田京騎手も、
「JRA勢に楽はさせない」という、渾身の騎乗ぶりだったように思えます。
浦和競馬場は南関東の競馬場です。
JRAの競馬場でも、金沢にある競馬場でもありません。
その事を思い出させてくれた浦和記念だったような気がします。

