2008年9月アーカイブ

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9月23日(火・祝) 船橋競馬場

好天でした


水が浮くダートコース


不良馬場でした

夏の名残がまだ残っているかのような
蒸し暑さが残る船橋競馬場でした。
前日までの雨の影響で
ダートコースには水が浮いている状態。
馬場状態は不良でした。

この日のメインレース、
日本テレビ盃の上位人気馬を
ご紹介します。

フリオーソ

1番人気は地元船橋のフリオーソでした。
快勝した帝王賞以来の実戦となります。
主戦・戸崎圭太の落馬負傷により、
ルーキー川島正太郎とのコンビで挑みます。


ボンネビルレコード

2番人気はボンネビルレコード(JRA)。
的場文男との相性の良さは
多くのファンの間でお馴染みとなりました。
船橋はかしわ記念を制したコース。
打倒フリオーソに燃えています。


サンライズバッカス

3番人気はサンライズバッカス(JRA)。
昨年のフェブラリーS優勝馬です。
そのフェブラリーS以来の勝利を目指します。
前走、プロキオンSは3着でした。


1周目スタンド前

1周目スタンド前

レースはナイキアディライト(船橋)とナンヨーリバー(JRA)の
ハナ争いでスタート。
フリオーソはその直後、3番手からの競馬になりました。


3コーナー手前でフリオーソが動き出し、
場内も一瞬「やはりこの馬か」という空気が流れました。
しかしそのフリオーソよりも早く動き、
馬群の内側から動き出したのは
コアレスデジタルでした。
4コーナーでコアレスデジタルと並び、
直線で突き放したフリオーソ。
しかしここでコアレスデジタルと競り合った事が
後ろから来たあの人馬の追撃を許す結果となりました。

直線の攻防

直線の攻防

ゴール

的場文男ガッツポーズ

直線でフリオーソに襲いかかったのは
的場文男・ボンネビルレコードでした。
川島正太郎・フリオーソも食い下がりましたが、
脚色の違いは歴然としていました。
レース後の的場文男のコメントによると
相手はフリオーソ1頭と見て途中からマーク。
ゴール前でそのフリオーソをきっちりと差し切りました。
勝ちタイムはダート1800メートル1分47秒8。
この時計は船橋競馬場のレコードタイムであると同時に
JRAも含めたダート1800メートルの日本レコードとなります。
これまでの記録は1997年11月15日(土)の
京都11RトパーズSを制したプレミアムサンダーがマークした
1分48秒4でした。
今回はこの時計を0秒6短縮したことになります。
離された3着にはサンライズバッカスが入りました。

レース結果(NAR公式サイトより)

的場文男

レコードタイムが出るほどの馬場となってしまったことが
影響していたのか、
レース後の口取りはコースでは行われず、
ファンに非公開のような形となってしまった点が
少々物足りなかった感があります。
極端な不良馬場であり、
最終レースが残っている状態でしたので
止むを得ない措置だったとは思いますが・・・。
その代わりに鞍上・的場文男が
この勝利の喜びを熱く語ってくれたのが
救いだったような気がします。
さて次走はJBCクラシック。
今の段階では当日の他のレースに騎乗馬がない限り、
的場文男はボンネビルレコードには乗れない筈。
陣営を含めてどのような形となるのか、
注目されます。


この日の船橋は様々なイベントが行われました。

  サラブレッチョ

 そのイベントの中に「サラブレッチョ」と呼ばれる
イメージガールたちによる
船橋競馬イメージソング披露や
撮影会などの企画がありました。
しかしこの企画、どうも場内の雰囲気と噛み合っていないような
そんな印象を受けました。

SYUN-ME

その一方で「船橋競馬を愛する100人の会」発行の
「SYUN-ME」創刊号が場内では配布されていました。
こちらは厩舎関係者などへのインタビュー記事が
スペースの大半を占めるなど、
「船橋競馬の魅力作り」に力点を置いた仕上がりに
なっていたように感じられました。

「サラブレッチョ」達の1年を通した展開について、
私は把握していませんが、
主催者発で展開する「船橋競馬」のPRと
こうしたメディア関係者・厩舎関係者・ファンらによる
取り組みとがどうもバラバラで、
「船橋競馬」が何をアピールしようとしているのか
見えてこない。
そんな印象を受けます。
船橋競馬を愛する100人の会」は
船橋競馬に関するある種の問題意識があるからこそ、
誕生した訳で、
その「問題意識」を主催者側がどう考えているのか、
疑問を抱きます。
この両者がその「問題意識」を共有していれば
恐らく「サラブレッチョ」のようなものは
産まれてこないのではないか?
そんな印象を個人的には受けました。
もちろん、
この競馬場を主戦場として数多く通っている方から見ると
また少し違った感想を持たれるのかもしれない、
という点については理解しておりますので、
これ以上は申し上げませんが・・・。
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9月17日(水・祝) 大井競馬場

月夜でした


良馬場でした

雲に隠れてしまうタイミングもありましたが、
競馬場の上空に月がはっきりと見える夜でした。
馬場状態は良馬場でした。


真島正徳


真島大輔

この日の大井は佐賀から真島正徳が参戦。
10Rの花野特別では甥の大井所属騎手、
真島大輔と隣同士の枠での対決もありました。


予想イベント

  場内で行われていた予想イベントで
話題になっていたのは、
トゥインクルレディー賞で
1番人気のトーセンジョウオー(船橋)に
騎乗予定だった戸崎圭太(大井)が
落馬負傷の為、
今野忠成(川崎)に乗り代わってしまった点。
ゲストの専門紙記者の方によると、
「トーセンジョウオーは乗り難しい馬だから
この乗り代わりは割引かもしれない。」
とのこと。
レース直前に新たに加わったこのファクターを
どう見るか?
トゥインクルレディー賞の上位人気馬を
ご紹介します。


トーセンジョウオー

そのトーセンジョウオーですが、
スパーキングレディーカップ以来の競馬で
馬体重はプラス11キロの555キロ。
おまけにトップハンデ58キロと
実績は断然ですが、
不安材料も多い一戦となりました。


チヨノドラゴン

2番人気はチヨノドラゴン(大井)。
前走は長期休養からの復帰初戦を快勝。
叩かれた上積みに期待が集まりました。


098_1.jpg

3番人気は前年の覇者ベルモントノーヴァ(船橋)。
前走はサンタアニタトロフィーで3着。
57キロのハンデが鍵となりました。


レースはチヨノドラゴンが逃げてトーセンジョウオーが2番手。
その直後にスターオブジェンヌが付ける展開となりました。
トーセンジョウオーは久々にトップハンデ、
そして外枠も堪えたのか、
4コーナーで早くも手応えが悪くなって後退。
直線ではチヨノドラゴンとスターオブジェンヌが叩き合い。
叔父と甥の叩き合いは叔父の真島正徳・スターオブジェンヌが制して
先頭ゴール。
2着にはゴール前でチヨノドラゴンを内から交わした
ミスジョーカーが入りました。
(レース中の写真が上手く撮影出来ませんでした。
申し訳ありません。)


優勝馬スターオブジェンヌ

優勝馬スターオブジェンヌ

デビュー以来、佐賀と南関東を行ったり来たり、
という形で移籍を繰り返しているスターオブジェンヌ。
2006年に浦和桜花賞で2着、
昨年のサマーチャンピオン(佐賀)4着など、
重賞タイトルにあと一歩というレースが続いていました。
今回、ようやく重賞初制覇。
早くから注目されていた素質がようやく開花した瞬間でした。


表彰式

記念撮影

真島正徳

鞍上・真島正徳はスターオブジェンヌが
佐賀に在籍している時は
すべてのレースで手綱を取ってきた騎手。
この騎手が佐賀から駆け付けたのは
陣営のこのレースに賭ける意気込みと
見るべきだったのかもしれません。
大井のファンもこの佐賀の名手の騎乗ぶりに
大歓声を送りました。
表彰式後のサイン攻めも当然のことと
言えるでしょう。

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9月15日(月・祝) 盛岡競馬場

好天でした


良馬場でした

9月に入り、盛岡競馬場は
すっかり秋の空といった雰囲気になりました。
馬場状態は芝・ダートともに良馬場でした。


南部杯ポスター

競馬場内は既に南部杯モードに入っている感じです。
10月13日(月・祝)は盛岡競馬場にご注目ください。


チャグチャグ馬コ写真展

チャグチャグ馬コ写真展

スタンド内アトリウム2階で、
チャグチャグ馬コ写真展が行われていました。
岩手における馬と人との関わりの深さを
知ることが出来る展示です。


村松学


山本政聡

山本聡哉

最近の岩手競馬における恒例のイベントとなった
「勝ちそー」のジョッキートークショー。
この日は村松学、山本政聡、山本聡哉の3人が登場しました。
印象的だったのは山本兄弟の弟山本聡哉。
勝負服を脱いで鍛え上げた両腕をファンに披露。
今年のオフシーズンに高知競馬で短期騎乗した際、
高知のリーディングジョッキー・赤岡修次に
色々教えを受けたことが今シーズンに活きている、
という話をしていました。
レースを自分の騎乗馬向きの流れにする為の
方法論などを学ぶことが出来て、
収穫の多い高知遠征だったようです。
その赤岡が雑誌のインタビューで
「(地方競馬の若手騎手が)他の競馬場で騎乗する事は
勉強になる点が多い。
高知に短期騎乗でやってきた騎手たちは、
是非とも何かを掴んで行ってほしい。」
という趣旨の事を語っていたのを思い出します。


青藍賞

それではこの日のメインレース、
青藍賞の上位人気馬をご紹介しましょう。


ヤマニンエグザルト

1番人気はすずらん賞を勝った
ヤマニンエグザルトでした。
マーキュリーカップでも5着、堅実に走るタイプです。


ソーユアフロスト

そのすずらん賞で2着だったソーユアフロストが
2番人気でした。
JRAから移籍後の2戦は1着、2着と上々の結果。
中央6勝馬の実力をここでも見せつけたいところです。


サイレントエクセル

3番人気はサイレントエクセル。
ビューチフル・ドリーマーカップの敗因が
よく分からないところですが、
実績的にこのメンバーでは格上の存在と言える筈。
連覇を目指します。

直線

ゴール手前

ゴールの瞬間

レースは3~4コーナーの中間で
マンジュデンコウベが故障、
そのマンジュデンコウベに接触した
サンワードダンクも転倒して、
2頭が競走中止となるアクシデントが発生。
そんな中、
直線で馬群から抜け出したトーホウライデンに、
外からソーユアフロストが襲い掛かりゴール前へ。
しかしトーホウライデンは最後まで前を譲ることは
ありませんでした。
ゴールの少し手前でガッツポーズを見せていた
鞍上・高橋悠里は、
ゴールの瞬間、大声で雄叫びが・・・。
その声はゴール前で写真を撮っていた
私にもはっきりと聞き取ることができました。


トーホウライデン

高橋悠里

表彰式

前走、クラスターカップは故障で競走除外となっていた
トーホウライデン。
しかし、その前の岩鷲賞制覇は
この馬の可能性を感じさせる内容でした。
その岩鷲賞が重賞初制覇だった高橋悠里は
同馬と共に重賞2勝目。
若さ溢れる騎乗で南部杯に挑んで欲しいものです。


この日のスタンド

場内の様子

JRAや他地区の馬が出走していなかったとはいえ、
テンショウボス以外の岩手の一線級メンバーが
顔を揃えた重賞競走の日であったにも関わらず、
この日の盛岡競馬場は閑散としていました。
ダートグレードレースの日のように、
フリーマーケットや屋台が出ていて、
場内が賑やかになっている訳ではないのは理解していますが、
それでも寂しさを感じずにはいられない1日だったように思えました。
岩手所属馬のみによる重賞競走の日に
何度も足を運んでいますが、
そのような日との比較で考えても、
この寂しさは一体何なのか?
現地で考え込んでしまいました。
盛岡競馬場~盛岡駅間の無料バスも
行き、帰りともに、
全く混雑している雰囲気はありませんでした。
どうしてこんなに来場者が減ってしまったのか?
その原因と思われる点について
象徴的な写真をご紹介しましょう。

ジャンボ焼き鳥値上げ

盛岡競馬場名物「ジャンボ焼き鳥」が
これまでの350円から400円に、
この9月から値上げになりました。
全国的な物価高は、
この岩手にも暗い影を落としています。
特に「車社会」の岩手において、
現在のガソリン代の高さは
この地域の人たちには
かなり厳しい状況にあるに違いありません。
マイカーでの来場者が多い盛岡競馬場ですが、
ガソリン代の高騰により、
競馬場行きを控えている人も少なくないでしょう。
本当は競馬が好きなのですが、
今は「競馬」どころではない。
そんな人もきっとたくさんいるのではないでしょうか。

今回、盛岡に足を運んだ目的のひとつに、
難航が伝えられる県競馬組合と日本ユニシスとの
業務委託交渉についての情報入手、
というものがありました。
しかしこの競馬場の現状を見た場合、
守秘義務契約がどう、とか、
出走手当やレース体系をどうするか、とか、
民間委託がどう、とか、
そんな議論自体が既にズレてしまっているような
印象を受けました。
一連の交渉をやっている組合関係者も、
日本ユニシスの担当者も、
こうした現状を果たして見た上で
議論をしているのでしょうか?
いずれの側もかなり無責任な議論を
繰り返しているだけではないか?
そんな憤りを私自身は感じながら、
帰りの無料バスに乗り込みました。

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9月10日(水)川崎競馬場

良馬場

前週のアフター5スター賞が行われた大井競馬場同様、
まだまだ適度な湿気がビールの美味さを引き立てている
感じの気候だった川崎競馬場です。
馬場状態は良馬場でした。


戸塚記念

この日のメインレースは3歳馬の重賞・戸塚記念。
早速、上位人気馬をご紹介します。


ジルグリッター

1番人気はジルグリッター(船橋)。
前走の黒潮盃(大井)は悔しい2着。
ここは相手が違うのでは、
という印象がレース前から漂っていました。


142_1.JPG

2番人気はリュウノキングダム(船橋)。
前走は芙蓉賞(川崎)を勝利。
このメンバー中では上がり馬と言える存在かもしれません。


ボストンフラッグ

3番人気はボストンフラッグ(船橋)。
前走は1200メートル戦でしたので
この2100メートル戦は大幅な距離延長
ということになります。
マイル戦での勝ち星もありますので、
今回は自身の素質に注目といった感じの前評判でした。


1周目スタンド前

リュウノキングダムが積極的にハナを奪いに行くのか、
と思ったら、そのリュウノキングダムにミサトアンバードが
競りかける展開。
リュウノキングダムの的場文男にとってこの展開は
少々誤算だったかもしれません。


最後の直線




ゴール通過直後

この流れに乗じてということなのか、
ジルグリッターが向正面半ばを過ぎたあたりで
一気にスパート。
3コーナーでは既に先団に取り付き、
直線で抜け出すと後続を突き放して8馬身差の圧勝劇。
ここでは力が違うという印象でした。


優勝馬ジルグリッター


優勝馬ジルグリッター


張田京


張田京

レース後の鞍上・張田京のインタビューを聞いていると、
彼を含めて陣営にとって、
前走・黒潮盃での敗戦は相当悔しかったようで、
その分、この圧勝劇に満足している様子。
個人的には一気の距離延長を克服した
2着のボストンフラッグ、
展開が向かないにも関わらず4着に踏み止まった
リュウノキングダムは今後も注目する必要があるように感じました。
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7日(日)に盛岡競馬場で行われた不来方賞について、
地方競馬応援ネットワークメンバー、
岩手競馬に注目―Endless Dreamの森川駿平さんより
当日の写真を頂きましたので、
ご紹介します。


最近の岩手競馬における名物イベントの中に
「勝ちそーリベンジ」内での
ジョッキートークショーがあります。
この日はこの2人が登場しました。

南郷家全

南郷家全は最近は岩手における
「マツリダ」の主戦騎手としてお馴染みになりつつあります。


皆川麻由美

皆川麻由美は今年も出場する
レディースジョッキーズシリーズ(LJS)について、
「2年連続3位と悔しい思いをしているので、
今年こそは優勝したい」
と語っていたそうです。

ノゾミカイザー

今年の不来方賞には
愛知からノゾミカイザーの参戦がありました。
鞍上は吉田稔です。


それではその不来方賞を優勝した
ピンクゴールドの写真を3枚ほどご紹介します。

ピンクゴールド

ピンクゴールド

牝馬が不来方賞を制するのは12年ぶりのことになります。
これが重賞初制覇でした。
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「JRAサマーシリーズ」と銘打ち、
「サマー2000シリーズ」「サマースプリントシリーズ」
「サマージョッキーシリーズ」を開催する。
そして今年はこの時期から
3連単を全レース発売に切り替えた上に、
新馬戦に「メイクデビュー」という愛称まで付けた。
注目度、売上ともにどうしても落ちてしまう「夏競馬」。
JRAもその対策に必死な様子が感じられる。

今年の「夏競馬」がスタートした直後の6月30日(月)、
「週刊競馬ブック」の「一筆啓上」で、
日経・野元賢一記者が「夏季振興策を巡って」
というタイトルでこの「夏競馬」をテーマに論評していた。
この中で野元記者はJRAの「通年志向」を批判、
1年間の競馬にメリハリをつけることを主張。
そのコラムの中でこんな指摘をしている。

-こう考えると、夏競馬の振興といっても、
おのずと限界がある。
毎週の競馬を見ていれば、
番組の大半は編成終了が迫る3歳未勝利戦と、
最下級条件戦。
スターの大半は夏休みに入り、
材料といえば新馬戦程度。
当然、売上も少ないが、
人馬の移動経費の分、
4大競馬場よりも高コストだ-


野元記者はこの時期の「振興策」の限界を指摘している。
それでもコラムの最後に彼なりの「振興策」を
紹介していたのだが・・・。

この「週刊競馬ブック」発売後、
私は福島、函館、札幌、新潟という、
4つの「夏競馬」の舞台に足を運んでみた。
競馬場内は当然、地元の方が多い。
その「地元」と言っても
例えば福島なら、
隣県の宮城、山形はもちろん、
岩手や青森からも車を飛ばしてやってくる。
新潟も富山や石川、秋田などの県からの
来場者が少なくないことは
駐車場のナンバープレートを見るとすぐに分かる。
JRAは競馬場のある、なしに関わらず、
「全国」を対象に発売網を整備している。
地域によっては、
「夏競馬」は生で「競馬」を見る事ができる
数少ない機会であることを示しているのだろう。
恐らく夏の小倉競馬場には
同様に九州各県から人が集まっているに違いない。

一方もうひとつ、どの競馬場でも気が付くのは、
東京、中山で見かける人の姿が見られること。
福島、新潟の駐車場には
首都圏からの車も数多く見られた。
私自身も含めて、こうした競馬場に足を運ぶのは、
「旅行」のレベルと言える人が大半であるに違いない。
普段、4大競馬場(東京、中山、京都、阪神)の中には
「夏競馬はお休み」という人も少なくない。
そのような中、「夏競馬」の現場に
足を運んでくれるファンは、
「秋競馬」以降もコアな、ヘビーなファンであり続けて
くれる可能性は高い。

地元のファンに数少ない「競馬を見る機会」を提供する、
そして秋以降の優良なファンの獲得、形成という目的に、
「夏競馬」が機能していると見る事はできないものか?
そこには「売上」だけでは語ることのできない要素が
含まれているように思えるのだが。
同じ話を経営状態が厳しい地方競馬にするのは
「非常識だ」と言われかねないが、
JRAならまだまだ「売上」以外の効果を語ることは
無意味ではないだろう。
その前提で物事を考えることはできないものだろうか?

各地の競馬場を見る限り、
独自にその試みが行われていることが
感じられる。

福島での騎手交流イベント


函館での騎手交流イベント

新潟での騎手交流イベント

それぞれの競馬場でチャリティーゼッケン販売などの形で
騎手交流イベントが行われた。
そのレベルは4大競馬場でも見られないほど、
距離感の近いイベントだったように思われた。

福島での馬場開放イベント

 
函館での馬場開放イベント

馬場開放イベントも4大競馬場にはない
競馬との「距離感」を縮める役割を果たしているように
私には思えた。
普段は4大競馬場を中心に足を運ぶ人でも
ここでは少し違う体験が出来る。
これは秋に向けてのヘビーファン形成、
場合によってはつなぎ留めに大きな役割を果たすに違いない。

2010年にリニューアルオープンする函館競馬場は
「リゾート地の開放感あふれる競馬場」を
そのコンセプトの一つとしているという。
「リゾート」という発想そのものが
これまでの競馬場にはなかったもので
どのようなファンを
函館競馬場に集めたいと考えているのかを
想像すると、
「サマー〇〇シリーズ」や「メイクデビュー」などと
いうものが必要か、否か見えてくるような
気がするのだがいかがだろうか?

今日、7日(日)の新潟・小倉両2歳Sで
競馬の暦の上では「夏」が終わる。
JRAにはこの「夏」を「売上」だけではなく、
もっと広い視点で総括して頂きたい。
「夏」の持つ意味は
4大競馬場の芝コース保護だけでも
「暑さ対策」だけでもない、と私自身は考える。

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馬場状態

この日、私が大井競馬場に到着したのは
夜の7時過ぎでした。
9月になりましたが、
まだまだビールが美味しく感じられる
程よい蒸し暑さがあったように思えます。
馬場状態は良馬場でした。

早速、アフター5スター賞の上位人気馬を
ご紹介します。

ベルモントサンダー

1番人気はベルモントサンダー(船橋)でした。
昨年の東京盃3着馬。実績なら断然です。


キングビスケット
 
2番人気はキングビスケット(大井)。
まさに「夏の上がり馬」といった印象があるこの馬の
勢いで南関東の一線級を相手に
どこまで通用するか、期待が集まりました。


ディープサマー
 
3番人気はディープサマー(船橋)でした。
前走のクラスターカップ(水沢)の時も
パドックの雰囲気からは
非常に良い状態のように思えたのですが、
今回は出来の良さが結果に結びつくか、どうか・・・。

レースはスタートして向正面途中から先頭に立った
パフィオペディラム(船橋)が、
直線に入っても脚色が衰えず、
粘り込みを図るところを、
外からキングビスケットが襲い掛かります。
しかしその直後にいたディープサマーが
この2頭の間を突き抜けて先頭でゴール。
船橋記念以来の勝利となりました。
(レース中の写真を全く撮る事ができませんでした。
申し訳ありません。)

優勝馬ディープサマー

勝ったディープサマーにとって、
この1200メートルという距離は
ベストの条件であることが改めて印象付けられたような
気がします。
そして鞍上はまたしてもこのルーキーでした。



川島正太郎


表彰式


川島正太郎

川島正太郎(船橋)はクラスターカップに続いて、
早くも二つ目の重賞制覇ということになります。
しかし、岩手のファンに比べると、
南関東ファンの彼への評価はまだまだ厳しいものがあるようです。
詳しくはこちらをご覧ください。

その「厳しい目」が育てるのかも(KANKANの新ネット競馬屋日記)

馬券を買う側の「厳しい目」だけではなく、
そう簡単に勝ちまくられてなるものか、
と先輩騎手たちもきっと必死になることでしょう。
この「包囲網」を打ち破って勝ち上がることが出来れば
本物と言えるようになるのでしょう。
こうして南関東の競馬はどんどん面白くなっていくのかも
しれません。

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30日(土)の新潟競馬場

30日(土)の馬場状態

前日、30日(土)は雲の多い1日でした。
それでもかなり蒸し暑さを感じましたが・・・。
馬場状態は少しずつ回復していき、
最終的には芝コース・良、ダートコース・重、
という状態でした。


024.JPG

スタンド内に1998年のフェブラリーSを制した
グルメフロンティアが、
その前走・中山金杯で優勝した際に使用した蹄鉄が
展示されました。
入札方式でオークション販売されるのだとか。
同馬のオーナー、石井政義氏は新潟馬主会の方です。


もち豚販売
 
JA豊栄

新潟県&山形県特産品販売情報

新潟競馬場は新潟県、そして隣の山形県の観光案内、
特産品販売が非常に盛んに行われている競馬場です。
「競馬」が他地区から多くの人を集めるが故の価値を
最大限に活かしているといえます。


この日の新馬戦は2鞍組まれました。

339.JPG

3Rの牝馬限定、芝1400メートル戦は
ショウナンカッサイが逃げ切り勝ち。
父は高松宮記念を制したショウナンカンプ。
そのスピードが産駒にも受け継がれているということでしょうか。


アポロビッグバン

6Rのダート1200メートル戦は
プリサイスエンド産駒の
アポロビッグバンが優勝。
2番手から抜け出しての勝利でした。


ハチマンダイボサツ

この日のメイン11R朝日岳特別は
3番人気のハチマンダイボサツが優勝。
前走・小倉芝1800メートルからの
距離短縮が良かったのかもしれません。

チャリティーゼッケン販売

ジョッキーとの握手会

最終レース終了後には使用済みゼッケンの販売が
行われました。
収益金は岩手・宮城内陸地震の被災地に贈られます。
ゼッケンを購入するとパドック内で
ジョッキー達との握手会に参加できます。


31日(日)の新潟


馬場状態

31日(日)の新潟競馬場は
晴れて夏空が戻ってきた1日でした。
夏競馬らしい「暑さ」となったような気がします。
前日の最終レース後から夜にかけて
降った雨の影響で、
朝は芝コースが稍重でしたが、
その後、良馬場に回復しました。
またダートコースも稍重まで回復しました。


この日の新馬戦は1鞍でした。

1154.JPG

5Rの芝1800メートル戦を制したのは
シンボリクリスエス産駒のマナクーラでした。
昨年のセレクトセールにおいて
6405万円で落札されました。



予想イベント

昼休みにはウイナーズサークルで
予想イベントも行われ、
多くの人が集まって盛り上がりを見せた1日でした。
それではメインレース、新潟記念の
上位人気馬を紹介します。


ダイシングロウ

1番人気はダイシングロウでした。
小倉記念は2着。
このレースでサマー2000シリーズ優勝を狙います。


マイネルキッツ

2番人気はマイネルキッツでした。
エプソムカップ5着、七夕賞3着。
オープン入り後、重賞で掲示板を2度確保しました。
今度はもちろん頂点を狙います。

1489.JPG

3番人気はバトルバニヤンでした。
新潟日報賞を制した勢いで重賞タイトルに挑みます。


最後の直線


ゴール前

レースは馬場の外側から馬群をまとめて交わした
アルコセニョーラが優勝。
16番人気の伏兵の勝利に場内は騒然となりました。


優勝馬アルコセニョーラ&武士沢友治

武士沢友治

アルコセニョーラは昨年の福島記念以来の
重賞制覇となりました。
ローカル平坦巧者と言えるのかもしれません。
鞍上・武士沢友治は2006年のアルゼンチン共和国杯を
トウショウナイトで制して以来、
2度目の重賞制覇となりました。


ミヤビランベリ

この新潟記念が今年の「サマー2000シリーズ」最終戦と
なりました。
優勝したのは七夕賞を制したミヤビランベリとなりました。
この新潟記念にも出走していましたが9着。
そのせいもあってか、「シリーズ優勝馬」と言われても、
少々違和感を感じてしまいます。
個人的にはこの企画、色々な意味で限界を感じるのですが・・・。

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岩手県競馬組合議会は2日(火)、
調査特別委員会を奥州市役所内で開き、
民間委託に関する交渉が難航していると見られている
県競馬組合と日本ユニシスの双方から
これまでの協議内容を聴取した。

この中で組合側が「具体的提案」を求めているのに対し、
日本ユニシス側はその前提として、
提案内容について守秘義務契約の締結を求めていて、
その締結を組合側が拒んでいることが明らかとなった。
守秘義務契約の内容の中に、
日本ユニシス側が出した情報について
県競馬組合を構成する岩手県、奥州市、盛岡市に伝える場合、
日本ユニシス側の事前承諾が必要、との部分があり、
この点について組合側が
「組合と構成団体は表裏一体」と主張し、
対立している模様。
この他、組合側が同社に伏せていた情報があることも
明らかとなっている他、
「民間委託」の範囲についても見解の相違があるとのこと。


「合点いかない」 ユニシス、県競馬組合批判(河北新報)


守秘義務契約が前提 組合との亀裂浮き彫り~奥州で競馬議会(09/03)(岩手日日新聞)


拡大協議が難航 岩手競馬民間委託(岩手日報)


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外から見ていると
分からないことだらけである。
「守秘義務契約」を組合側が結ぼうとしないことも
疑問だが、
一方で、日本ユニシス産業機構研究所・矢島洋一所長の
この発言を見ると、
彼らが「守秘義務契約」締結を主張する点について
非常に滑稽に思えてくる。

〈岩手競馬民間委託〉交渉の行方は 日本ユニシス矢島洋一氏に聞く(上)(盛岡タイムス)

〈岩手競馬民間委託〉交渉の行方は 日本ユニシス矢島洋一氏に聞く(中)(盛岡タイムス)

〈岩手競馬民間委託〉交渉の行方は 日本ユニシス矢島洋一氏に聞く(下)(盛岡タイムス)


日本ユニシスにとって、
現時点での「岩手県競馬組合」は
「商談相手」である筈で、
民間企業がメディアを通して
「商談相手」を批判することは何の意味ももたない筈。
むしろ、マイナスにしか作用しないのではないか。
特に「組合職員不要」を主張するのであれば、
その「組合」を相手にする以上、
こうした主張についての情報は慎重であるべきで、
彼らが主張する「守秘義務契約」の意義が
この時点で既に薄れているようにも思える。
彼らの岩手競馬に対する主張は
私自身、賛同できる部分は多い。
だがこの交渉方法、メディア対応は
あまりにも酷すぎる。
一方で、取材により、こうした彼らの本音を引き出した
盛岡タイムスは高く評価されてよいのだが。

更に言えば、
「レースを勝ちにこない馬主」の話などは
競馬主催者の業務受託に名乗りを挙げた側の
発言としてはいかがかと思う。
確かに問題点として指摘すべきではあるが、
「建前」と「本音」の部分が微妙に絡む問題で
一般ファンや馬券予想メディアならともかく、
「主催者」の立場で安易に語るべき話ではない。

こうした話が表に出てくる現状を考えると
私の見方はどうしても
「日記」に書いたこの話になってしまう。

「足元を見る」話?でも仕方がない(KANKANの新ネット競馬屋日記)

民間企業として背負えるリスクを考慮するのは当然だが、
その部分ばかりがあまり表に出てきた上に、
相手の事情を見透かしたような話まで出てくると
その「やる気」に疑問符を付けざるを得ない。

だがこれは日本ユニシスが悪い訳ではない。
こうした「日本ユニシス」を交渉相手に選んだ
岩手県競馬組合の責任である。
何故、「日本ユニシス」だったのか?
最終提案があったのは同社と地元企業の2社と聞いているが、
その中で日本ユニシス側の提案について何が良かったのか。
また最終提案で採用されなかったもう1社、
更には最終提案に至らなかった企業の提案と
日本ユニシス案では何が違っていたのか?
そのあたりを判断し、決定を下したのは
岩手県競馬組合の筈。
その責任を自覚するとともに、
その経緯を明らかにするなり、
踏まえて交渉に挑むなり、
といった対応が岩手県競馬組合に求められる気がするのだが・・・。

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31日(日)に水沢競馬場で行われました
ビューチフル・ドリーマーカップの写真が
現地で取材された
地方競馬応援ネットワークメンバー
NO GUTS,NO GLORY.さんより入ってきました。
優勝馬・ジュリアの写真をご紹介します。

ジュリア


ジュリア

最後の直線

ゴールの瞬間

優勝馬ジュリア

齋藤雄一

080831_138.JPG

勝ったジュリア、鞍上・齋藤雄一ともに
これが重賞初制覇となりました。
ジュリアはメイセイオペラ産駒です。
岩手競馬ゆかりの血統馬による重賞制覇は
今後の岩手競馬を盛り上げる大きな力になると
信じています。

プロフィール

菅野一郎
(かんのいちろう・本名同じ)
「もっと競馬をやりたいな」で、
「第1回Gallopエッセー大賞(2005年)」において、
佳作を受賞。
現在、競馬読み物Webサイト
「WEEKEND DREAM」管理人を務める。
時には厳しく、時には温かく愛情を込めて、「競馬の未来」を語ります。

※「プロフィール詳細・経歴」もご覧ください

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