

1日(日)の東京11R天皇賞・秋(G1)で、
多くの人はエイシンヒカリ(2番人気)がハナに行く、
と思っていたに違いない。
だが内側のクラレント(17番人気)が譲らない。
その為、前の順番はクラレント、エイシンヒカリの順番となった。
複数の報道によると、
クラレントの田辺裕信騎手はレース前から
「エイシンヒカリの前でレースを進める」と決めていたとのこと。
エイシンヒカリの武豊騎手としては誤算だったが、
これがレースにおける駆け引きというものだから仕方がない。
この2頭の直後にカレンミロティック(13番人気)と
ラブリーデイ(1番人気)が続く形で2コーナー、そして向正面へ。
向正面でも前を行く各馬の顔ぶれはほとんど変わらない。
レースは3コーナーへ。
1000メートル通過は60秒6。
エイシンヒカリがクラレントと競り合わず、控える競馬となったからか、
緩い流れのレースとなった。
4コーナーの手前でエイシンヒカリがクラレントに並びかけ、
エイシンヒカリの方が前に出る形で4コーナーから最後の直線へ。
一度は前に出たエイシンヒカリだが、クラレントも内側で抵抗する。
残り400メートルのハロン棒を過ぎ、上り坂になったところで、
この2頭の外からラブリーデイが迫ってきた。
ラブリーデイは残り200メートルのハロン棒手前で先頭に。
馬場の中央からアンビシャス(4番人気)、イスラボニータ(6番人気)、
ステファノス(10番人気)が追い込んでくる
この3頭の中ではステファノスの脚色が最も良かった。
だが前を行くラブリーデイには届かない。
最後はラブリーデイがステファノスに1/2馬身差をつけて、
先頭でゴール板を通過した。
勝ちタイムは1分58秒4(芝2000メートル、馬場状態は良)。
3着にはイスラボニータが食い込んだ。
ディサイファ(3番人気)は最後の直線で伸びを欠いて8着。
自らの形でレースを進めることができなかったエイシンヒカリは9着だった。
勝ったラブリーデイはキングカメハメハ産駒の5歳牡馬。
これで鳴尾記念、宝塚記念、京都大賞典に続き、重賞4連勝となった。
獲得したG1タイトルは2つ目。
この他、中山金杯と京都記念も制しており、
今年だけで重賞6勝を挙げたことになる。
今回は主戦の川田将雅騎手が騎乗停止中のため、浜中俊騎手が代打騎乗。
同騎手がラブリーデイの手綱を取るのは2013年の皐月賞(15着)以来だが、
その代役を見事に務めた形となった。
レース映像はこちら(JRA公式サイトより)