障害戦では負け知らず！！サナシオンが東京ハイジャンプを逃げ切り勝ち（2015.10.19）

１８日（日）の東京１１Ｒ東京ハイジャンプ（Ｊ－Ｇ２）は
スタートして２コーナーから向正面に入ったところにある
最初の障害をクリアした時点でサナシオン（３番人気）が先頭に。
スマートリバティー（８番人気）、エーシンホワイティ（２番人気）、
オースミムーン（１番人気）が続く展開に。
向正面の連続障害、３～４コーナー中間地点の障害、
そして正面スタンド前の連続障害へと続く。

サナシオン、スマートリバティー、エーシンホワイティ、
オースミムーンの順番は正面スタンド前から
１コーナー、２コーナーに入ってもほとんど変わらない。
時々オースミムーンが内側から３番手のエーシンホワイティに並ぶ程度の
変化だけだった。
レースは２度目の向正面での連続障害へ。
連続障害の３つ目を飛越したところで
２番手のスマートリバティーの内側にオースミムーンが並ぶ。
オースミムーンの高田潤騎手はここで勝負に出る。
だがスマートリバティーはここで差し返し、
その前にいるサナシオンも後続を突き放しにかかる。
オースミムーンは３番手に後退。
直後にエーシンホワイティが迫ってくる。

３～４コーナーの中間地点にある障害を２度目の飛越。
サナシオンと２番手以下との差がさらに広がる。
外からエーシンホワイティがスマートリバティーを交わして２番手に浮上。
オースミムーンも最後の直線に入ったところで再びスマートリバティーを交わす。
最終障害はサナシオン、エーシンホワイティ、オースミムーンの順で飛越。
エーシンホワイティは逃げるサナシオンを懸命に追うが、
その差はなかなか詰まらない。
結局、最後はサナシオンがエーシンホワイティに２馬身１／２差をつけて
逃げ切り勝ちを決めた。
勝ちタイムは３分２５秒８（障害・芝３１１０メートル、馬場状態は良）。
３着にはオースミムーンが粘り込んだ。

勝ったサナシオンはシンボリクリスエス産駒の６歳牡馬。
平地では３勝を挙げており、１０００万下特別で４着に入った実績もある。
今年４月に障害に転向したが、障害戦ではこれで４戦４勝。
これが初めての重賞タイトル獲得となった。


レース映像はこちら（ＪＲＡ公式サイトより）