この日の川崎競馬場は曇り空。
最終レースの頃には弱い雨も落ちていました。
馬場状態は先週の雨の影響がまだ残っているのか、
稍重の発表でした。
メインレース・川崎記念の前に行われた
JRA交流競走についてもご紹介します。
9Rは中央500万下、南関東B2・B3クラスの対戦となった
ガーネットスター賞。
勝ったのはブライトフェース(川崎)。
昨年の重賞・クラウンカップ3着の実績馬、
中央500万下の馬よりは
力が上ということなのでしょう。
レース結果(NAR公式サイトより)
それでは川崎記念の上位人気馬をご紹介します。
1番人気は2008年度JRA最優秀ダートホース、
カネヒキリ(JRA)。
ジャパンカップダート、東京大賞典の連勝は、
この馬の完全復活を印象づけるものとなりました。
2番人気はサクセスブロッケン(JRA)。
4歳馬だけに成長力という点で
期待を抱くことが出来る存在です。
3番人気はフリオーソ(船橋)。
ここ3戦、馬券圏内から外れる不本意な競馬が
続いています。
それでも地元ファンの熱い支持を受ける1頭。
その期待に何とか応えたいところでしょう。
この日の川崎競馬場では東京交響楽団による
生ファンファーレ隊が登場。
ハイレベルな演奏に場内からは大きな拍手が・・・。
レースの盛り上げに大きく貢献していました。
レース前はサクセスブロッケンがハナに立つのでは?
と思われたのですが、
フリオーソが好スタートからハナを主張して逃げる形に。
パドックで鞍上・戸崎圭太が川島正行調教師と
ヒソヒソ話をしている姿を目撃したのですが、
この作戦面での打ち合わせだったのかもしれません。
更に驚いたのは、
そのフリオーソの直後に付けたのが、
サクセスブロッケンではなく、
カネヒキリだったという点。
戦術にこだわらないクリストフ・ルメールらしい
判断ということなのでしょう。
直線に入ってもフリオーソの脚色はなかなか衰えを見せません。
カネヒキリが並びかけ、2頭のマッチレースのような状態に。
最後、ゴール前でカネヒキリが1/2馬身前に出て
このフリオーソとの叩き合いに決着を付け、優勝。
3着にはサクセスブロッケンが入りました。
レース結果(NAR公式サイトより)
カネヒキリはフジキセキ産駒の7歳牡馬。
これで7つ目のG1(Jpn1)タイトル獲得となります。
クリストフ・ルメールは
2007年にヴァーミリアンでこのレースを制しており、
2度目の川崎記念優勝騎手となりました。
表彰式には松沢成文・神奈川県知事も登場。
耳目社・及川サトルアナウンサーに
一言挨拶を求められ、
「これからも川崎競馬は熱いレースを展開する」と宣言。
この川崎記念もJRA最優秀ダートホース、
NARグランプリ年度代表馬による叩き合いという、
熱い競馬となりました。
この川崎記念の売得金額771,475,400円は
同レースにおけるレコードとなりました。
従来のレコードは2年前の605,155,700円ですから、
大幅に上回る結果となりました。
この日、私は8Rの前に競馬場に到着したのですが、
京浜急行・港町駅を降りた人の数は
平日とは思えないほどのものでした。
熱いファンが集う川崎競馬、
そして中央・地方いずれのファンも注目した川崎記念、
その両方を体感できた1日だったような気がします。
川崎記念競走の売得金レコードの更新について(川崎競馬公式サイト)

